白29枚。

《アブザンの優位/Abzan Advantage》

白緑のメカニズムは鼓舞。タフネスの一番低いクリーチャーに+1/+1カウンターを乗せる。アブザンにとって初のキーワード能力だ。ちょーきゅー…?うっ、頭が…

さて《アブザンの優位》はエンチャント対策。現行だとジェスカイとマルドゥの隆盛の割るのに使えるし、運命再編からはカン龍エンチャントも増えるからエンチャント対策は重要になる。
《消去/Erase》とサイド枠を争うことになるが、こちらは鼓舞1があるからメインにも使えそうだ


《アブザンの呪印/Abzan Runemark》

《包囲戦法/Siegecraft》が軽くなると-0/-2修整を受けて警戒が付くようになった。
単色で使える《包囲戦法》と違い、多色にする必要がある《アブザンの呪印》は、どちらかと言うと《アブザンの魔除け/Abzan Charm》のモード3に近い。
《アブザンの魔除け》は除去に使いたいので、クリーチャー強化は《アブザンの呪印》に任せよう


《アブザンの飛空隊長/Abzan Skycaptain》

死亡すると鼓舞2。
鼓舞は+1/+1カウンターを乗せる強力な能力だが、対象を選べないので安定しない。さらに死亡誘発なので《完全なる終わり/Utter End》《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》に弱いので安定しない。
ここは鼓舞を狙わず単純に2/2飛行に追加能力があると考えよう。《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix》と相打ちして損しない飛行ってだけで価値はありそうだ


《アラシンの僧侶/Arashin Cleric》

2マナで戦場に出ると3点回復。アグロ対策として優秀だ。
《高地の獲物/Highland Game》と比べてもタフネス3が相当強い。
コントロールデッキやサイドボードとして使われそうだ


《エイヴンの散兵/Aven Skirmisher》

1マナ1/1飛行、戦士。
貴重な1マナ域戦士かつ回避能力持ち。戦士デッキの主力クリーチャーになる


《交感の痛手/Channel Harm》

このターンのダメージをクリーチャーに押し付けるカード。
軽減範囲が上がってクリーチャー除去になった《跳ね返す掌/Deflecting Palm》という感じ。
クリーチャーが並んでいて、適切なタイミングで使えばゲームを決めることが出来そうだ。
一度解決すれば、対象のクリーチャーがいなくなっても軽減の盾は消えない。
ダメージを与えるのはmayなので、自分のクリーチャーを対象にしてもダメージを与えないことを選ぶことができる。
《電弧連鎖/Arcbond》とのコンボも一度は決めてみたい


《城塞の包囲/Citadel Siege》

カンか龍を選ぶエンチャント。

・カン-あなたの戦闘開始時に対象に+1/+1カウンターを2個置く。
毎ターン《アブザンの魔除け》のモード3は強い。クリーチャーデッキで使おう。

・龍-相手の戦闘開始時に対象をタップ。
毎ターン《まばゆい塁壁/Dazzling Ramparts》は強い。コントロールデッキで使おう。疾駆対策にもなる。

カンを選ぶデッキなら状況に応じて龍を選ぶことも出来る。
柔軟性が高く、色々なデッキで使われそうだ


《不屈のダガタール/Daghatar the Adamant》

伝説のクリーチャー。
4マナ4/4。マナレシオは悪くない。
警戒。攻守共に活躍できる。
戦士。戦士シナジーを得られる。
+1/+1カウンターが乗っている。アブザンシナジーを得られる。
+1/+1カウンターを移動出来る。相手を弱体化しつつ強化できるし、アブザンシナジーも狙える。除去されそうになっても他のクリーチャーにカウンターを残せる。サイズを下げることで《アブザンの魔除け》モード2を回避することも出来る。

能力が多彩で強い。流石は伝説のクリーチャーだ


《龍鐘の僧兵/Dragon Bell Monk》

警戒+果敢。
攻撃しつつブロック出来て+1/+1修整。まるで《ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy》を内蔵したクリーチャーだ


《龍鱗隊の将軍/Dragonscale General》

あなたのターン終了時に鼓舞X。Xはあなたのタップ状態のクリーチャー数。
毎ターン鼓舞は強いが、タップ状態にする必要がある。強襲と考えて攻撃したり、タップインクリーチャーを使ったり、起動型能力で揃えよう


《鱗衛兵の精鋭/Elite Scaleguard》

CIPで鼓舞2。5マナ4/5相当。
+1/+1カウンターの乗ったクリーチャーが攻撃するとタップ出来る。《アブザンの隆盛/Abzan Ascendancy》と合わせればゲームが終わる


《大角クルショク/Great-Horn Krushok》

5マナ3/5、バニラ。
バニラは予示で十分だと思っていませんか?
たしかに2/2バニラは強いですが、予示には欠点がありました。そう、タフネス2です。
具体的にはアブザンでタフネス2。鼓舞を吸収してしまうことです。
例えば《鱗衛兵の精鋭》を鼓舞2で4/5にして《包囲サイ/Siege Rhino》を止めようとします。しかし予示がいると2/2が4/4になっただけで《包囲サイ》は止まりません。
これが予示と鼓舞の致命的なアンチシナジーです。

というわけで《包囲サイ》を止めるバニラ《大角クルショク》が必要です


《名誉の報賞/Honor’s Reward》

鼓舞2のインスタント。
対象を取る強化呪文は、スタックで除去されるとアドバンテージを失うという欠点があった。しかし鼓舞は対象を取らないのでアドバンテージを失う心配が少ない。
現環境ではインスタントの火力は無かったが、運命再編で《乱撃斬/Wild Slash》が登場したことも考慮すると、強化呪文は《名誉の報賞》に切り替えるのが安全だ。

それと4点ライフゲインする。対象が無くても回復はできるから、対象を取らない鼓舞は凄い


《ジェスカイのバリケード/Jeskai Barricade》

瞬速のCIPで自分のクリーチャーを手札に戻す壁。
除去を躱したり、CIPを使い回すバウンスに壁が付いてくるなら悪くない。
そして運命再編で登場した予示とも相性が良い。クリーチャー・カード以外が予示されても手札に戻して唱えることができる。
クリーチャー以外が多いジェスカイでよく使われそうだ


《光変化/Lightform》

運命再編で登場したメカニズム、予示。予示はカードを裏向きの2/2クリーチャーにする能力で、クリーチャー・カードならマナ・コストか変異コストで表向きにできる。

さて《光変化》は3マナ2/2飛行絆魂のエンチャント。これだけでも十分な性能だが、予示したのがクリーチャー・カードなら飛行絆魂を持った強力なクリーチャーになる。ライブラリートップから予示するので運が絡むが強力なカードだ。
《鮮明のレンズ/Lens of Clarity》もワンチャンあるか


《蓮眼の神秘家/Lotus-Eye Mystics》

果敢+CIPでエンチャント回収。
ジェスカイなら《ジェスカイの隆盛》や予示エンチャントを回収しつつ果敢できる。
白黒なら《消耗する負傷/Debilitating Injury》を回収するだけで十分だ。
エンチャントを使うデッキのサポートして使われることになりそうだ


《マルドゥの悲哀狩り/Mardu Woe-Reaper》

1マナ2/1戦士。
普通に強いが、さらに墓地対策にもなる。《血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion》を追放したり、探査を遅らせる。
間違いなく戦士デッキの主力クリーチャーだ


《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》

予示を量産するエンチャント。
マナは掛かるが毎ターン2/2クリーチャーを増やせるのは強い。クリーチャーデッキが長期戦を見据えて使ったり、コントロールのフィニッシャーにも使えそうだ。
変異デッキで使うのも面白そう。《神秘の痕跡/Trail of Mystery》で土地を伸ばしつつ、手札公開変異でライフゲイン。白青緑変異デッキが組めそうだ


《僧院の導師/Monastery Mentor》

果敢+果敢トークン。
ジェスカイトークンっていう《ジェスカイの隆盛》でトークンを強化するデッキがあったけど、まさか1枚で完結するクリーチャーが出るとは思わなかったぜ


《圧点/Pressure Point》

タップ+1ドロー。
ジェスカイテンポに必須のブロッカー排除と軽量ドロー。相手にクリーチャーがいなくても、攻撃しつつドローすればいい


《先祖の結集/Rally the Ancestors》

大量リアニメイト呪文。
何も考えずにデッキに入れると、次のアップキープに追放されるので大量ブロッカーを用意するくらいにしか使えない。使いこなすには専用デッキを作ろう。

・速攻クリーチャーを並べる。若しくは《ティムールの隆盛/Temur Ascendancy》で総攻撃。
・《包囲サイ》とかCIPクリーチャーを並べる。
・次のアップキープに《謙虚な離反者/Humble Defector》を送りつける。
・次のアップキープに《ティムールの剣歯虎/Temur Sabertooth》で手札に戻す。
・《賢いなりすまし/Clever Impersonator》でクリーチャー以外になる。(クリーチャーでなければ追放されない?)

色々な面白いデッキが作れそうだ


《賢人の夢想/Sage’s Reverie》

CIPでオーラの数だけドロー、オーラの数だけ+1/+1修整。
さあオーラデッキを組んでみよう。パーツは予示エンチャントと《鐘音の一撃/Singing Bell Strike》を並べて、《賢人の夢想》で大量ドローを狙おう


《砂爆破/Sandblast》

《砂塵破/Duneblast》と名前が似ているが、効果はブロッカーにも使える《必殺の一射/Kill Shot》だ。
攻撃するデッキなら《砂爆破》。攻撃しないデッキなら《必殺の一射》。デッキによって使いわけよう


《砂草原ののけ者/Sandsteppe Outcast》

2/1戦士+1/1飛行。
白黒戦士なら採用候補になる。安定して強襲できないなら《マルドゥの軍族長/Mardu Hordechief》より優先されることになる。

3/2戦士は積極的に選ぶべきではない。しかし《石弾の弾幕/Barrage of Boulders》《漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death》を見かけたら選ぶことになる


《魂の召喚/Soul Summons》

2マナの予示。
実質2マナ2/2なので強そうだが、よく考えずにデッキに入れるべきではない。クリーチャー・カード以外を予示しても2/2バニラだ。クリーチャー・カードを予示したとしても、それは本来次ターンにドローするカード。マナ・コスト自体は減っていないし、探査なら実質的なマナ・コストは増えてしまう。裏向き中に除去される危険もある。
シナジーを考えて使いたい。果敢を誘発させるクリーチャー枠としてジェスカイで使ったり、変異デッキの2マナ域にしたり。
マジックを楽しむために使ってもいい。《真珠の達人/Master of Pearls》《ケルゥの呪文奪い/Kheru Spellsnatcher》《頭巾被りのハイドラ/Hooded Hydra》とか面白そうだ


《魂火の大導師/Soulfire Grand Master》

2マナ2/2絆魂は強い。
インスタントとソーサリーにも絆魂が付く。なるべくダメージ量の多いカードを使おう。《火口の爪/Crater’s Claws》《暴風/Windstorm》《砂爆破》《過酷な命の糧/Harsh Sustenance》あたりが候補だ。
4マナ追加でインスタントかソーサリーをバイバック。終盤ならずっと同じカードを使い続けられる。8体以上で攻撃して《龍怒/Dragonrage》を回せば無限マナ&無限パンプ


《勇敢な姿勢/Valorous Stance》

魔除けサイクル。運命再編は単色の魔除け。2つの効果から1つを選ぶ。

・対象のクリーチャーはこのターン破壊不能。
・対象のタフネス4以上のクリーチャーを破壊。

《抵抗の妙技/Feat of Resistance》よりは劣るが破壊不能は強い。全体除去が流行れば破壊不能が使われる。
アグロ相手以外にはタフネス4以上破壊も有効だ。
1つ目をメインにクリーチャーデッキで使うのが良さそうだ。2つ目をメインに使おうとするとアグロに当たると悲惨なので、コントロールならサイドボードにしよう。《僧院の導師》コントロールなら破壊不能のためにメインで使っても良さそうだ


《放浪する勇者/Wandering Champion》

氏族の色を参照するクリーチャーのサイクル。ジェスカイは青でなく白。
2マナ3/1は標準的なサイズ。攻撃が通って青か赤のパーマネントがあればルーター出来るが《ジェスカイの長老/Jeskai Elder》より攻撃は通らない。
相打ち要因と割りきって使うのが良さそうだ


《護法鱗のドラゴン/Wardscale Dragon》

各色に存在する単色ドラゴンサイクル。
攻撃中、相手は呪文を唱えられない。除去は攻撃前に使われるが、コンバットトリックは防ぐことが出来る。
また攻撃中はカウンターされることなくインスタント呪文を使える。こちらの除去は攻撃中に使おう

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