ブロック構築的ニクスへの旅考察④
2014年4月22日 ブロック構築青15枚。
◇《空中隊形/Aerial Formation》
★★☆☆☆
+1/+1修整と飛行を与える奮励。
青にとってパワーが上がるインスタントは初めてだ。これまでの青のコンバットトリックは《トリトンの戦術/Triton Tactics》《迷宮での迷子/Lost in a Labyrinth》《保護色/Crypsis》だけだった。何れも防御向きのカードだったが、攻撃向きな《空中隊形》の登場で青の戦闘がかなり強化されたことになる。
また飛行という回避能力も重要で、白青英雄のエンドカードに成り得る。回避能力を付けるエンチャントはエンチャント対策に弱いので、メタによってはインスタントである《空中隊形》が使われることになりそうだ
◇《戦場の秘術師/Battlefield Thaumaturge》
☆☆☆☆☆
インスタント/ソーサリーのコストを対象としたクリーチャー1体につき1マナ少なくする。
対象1体でも1マナ軽くなるのは凄い。だが真価を発揮するのは複数体を対象とした時だろう。
ニクスへの旅で登場した奮励とは相性が良い。対象を増やす程削減率が上がるからだ。特に奮励が無色1マナの《船団の出航/Launch the Fleet》は奮励コストが0になり、白1マナで好きな数を対象にできる。また《空中隊形》のような元々のコストに無色1が無い呪文でも、奮励コストを増やした後で削減してくれる。
他にも元々複数体対象とする呪文とも相性が良い。
さらに英雄的で呪禁。自分の除去で守ることは出来ないが、除去耐性は高い。《戦場の秘術師》をキーカードとしたデッキが作れそうだ
◇《擬態するセイレーン/Cloaked Siren》
★☆☆☆☆
瞬速+飛行の3/2。
《水跳ねの海馬/Breaching Hippocamp》のアンタップが飛行になった。
《地平線のキマイラ/Horizon Chimera》が単色になってライフゲインが無くなった。
《潮流の合唱者/Chorus of the Tides》の英雄的が瞬速になった。
似たようなカードが多いが、瞬速+飛行は強い。青緑Flashで使われそうだ
◇《撤回命令/Countermand》
★★★☆☆
2種類目の確定カウンターが登場。
《解消/Dissolve》より重いが文句は言えない。5枚目以降の確定カウンターだ。
ライブラリー破壊能力はリアニメイトに対して使いたくない。占術の方が良さそうだが文句は言えない。5枚目以降の確定カウンターだ
◇《水晶オウムガイ/Crystalline Nautilus》
★★☆☆☆
対象になると生け贄に捧げる授与。
まず3マナ4/4は強い。対象で死亡するので脆い印象が有るが、環境に対象を取るパーマネントは少ない。除去呪文と1対1交換は仕方ないと割り切ろう。授与されると0対1交換されてしまう。授与の少ないメタで使おう。
授与は5マナで+4/+4修整は強い。隙を付けばエンドカードになりそうだ。また授与は相手に授与して対象を取って除去できる。《荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave》《キオーラの追随者/Kiora’s Follower》と組み合わせれば除去しつつ4/4が残るぞ
勘違いしやすいがオーラ状態でも対象になると生け贄に捧げる。《解消の光/Ray of Dissolution》や《破壊的な享楽/Destructive Revelry》を使う時は気を付けよう
◇《ダクラの神秘家/Dakra Mystic》
★★★★☆
お互いのライブラリートップを公開し、墓地に送るかドローするかを選択できる。
自分と相手の公開されたカードは主に4通りのパターンがある。あなたが選択するべきは次のとおりだ
そうするためには予めライブラリートップを知っておく必要がある。占術を使ってもいいが、それなら普通のドローで十分。《ダクラの神秘家》を活かすためにはライブラリートップを常に公開する《クルフィックスの狩猟者》を使おう。相手にも《クルフィックスの狩猟者》を使わせる必要があるが、現在のメタなら勝手に使ってくれる。そして《ダクラの神秘家》対策に《ダクラの神秘家》を使うことになる。お互いが《ダクラの神秘家》と《クルフィックスの狩猟者》を使うと相当グダりそうだ。
他のアプローチとして《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》とのコンボも考えられる。これなら相手ターンに起動してドローを選ぶだけ
◇《果敢な泥棒/Daring Thief》
☆☆☆☆☆
神啓で共通のカード・タイプを持つ土地以外のパーマネントを交換する。
どうやって神啓するかの議論は抜きにして、相手の最強クリーチャーと《果敢な泥棒》を交換するだけで強い。
さらに得な交換をしたいなら、普通のオーラや全体効果のあるエンチャントを差し出すのが良いだろう。面白いデッキが作れそうだ。
ところで、こちらは土地を差し出せないが、相手の土地は共通のカード・タイプを持っていれば交換できる。その方法は、神啓スフィンクスと、またあの伝説のクリーチャーか…
◇《クルフィックスの指図/Dictate of Kruphix》
☆☆☆☆☆
瞬速エンチャントサイクル。青はお互いのドロー・ステップに追加1ドロー。
コントロールには入れづらいが、ビートやコンボでは使われそうだ。青系ビートや、青赤ビートや、星座デッキのドローサポートとして期待できそうだ
◇《運命の泉/Font of Fortunes》
★★★★★
置きエンチャントサイクル。青は《予言/Divination》。
エスパーが活躍している要因の一つは《予言》だ。軽量ドローは強い。つまり《運命の泉》は強い。
設置2マナで起動はインスタント・タイミングで行える。3マナのソーサリーの《予言》では出来なかった、3ターン目《解消》を構えつつドローが実現してしまう
◇《神狩りの大ダコ/Godhunter Octopus》
★☆☆☆☆
タコが増えたよ。《圧倒的な波/Whelming Wave》が捗るな。
あれ? エンチャント・クリーチャーが手札に戻って攻撃できない…
◇《難局/Hour of Need》
★★☆☆☆
《豚の呪い》がインスタントになって4/4飛行スフィンクスになった。
コストは重いがインスタント追放は除去としては優秀。4/4飛行が残るので使いどころが難しいが、神よりはスフィンクスの方が良いだろう。
自分のクリーチャーに使う方が強そうでは有る。序盤に並べた小型を4/4飛行に変えてゲームを決めたり、除去対応で4/4飛行を出したり
◇《傲慢/Hubris》
★★☆☆☆
バウンス。《航海の終わり/Voyage’s End》の占術が無くなり、オーラもバウンスするようになった。
何方を使うかは授与とオーラの使われ具合による。黒白授与には《傲慢》が効き、白青英雄には《航海の終わり》が効く。メタによって使い分けよう。
自分が白青英雄を使うならオーラが多いから《傲慢》を使おう
◇《惑乱のセイレーン/Hypnotic Siren》
★☆☆☆☆
エンチャントされているクリーチャーのコントロールを得る授与。
7マナと重いがコントロール奪取は貴重。《灰燼の乗り手》や授与強化されたクリーチャーを奪えれば強い。
1マナ1/1飛行としても使えるので青単信心の主力になりそうだ
◇《啓示の解読/Interpret the Signs》
★★★★☆
(占術3)ライブラリートップのマナ・コストだけドロー。
大量ドローできるカードは強い。エスパーなら4~6ドローが期待できる。環境が遅ければよく使われることになりそうだ
◇《キオーラの放逐/Kiora’s Dismissal》
★★☆☆☆
エンチャント限定のバウンスの奮励。
青で貴重なエンチャント対策。授与対策は《傲慢》、オーラ対策は《航海の終わり》なので、《キオーラの放逐》は純粋なエンチャント対策だ。
他にも自分のエンチャントを戻すこともできる。指図エンチャントを自分だけ使ったり、星座を使い回したり。コンボデッキでも使われそうだ
◇《空中隊形/Aerial Formation》
★★☆☆☆
+1/+1修整と飛行を与える奮励。
青にとってパワーが上がるインスタントは初めてだ。これまでの青のコンバットトリックは《トリトンの戦術/Triton Tactics》《迷宮での迷子/Lost in a Labyrinth》《保護色/Crypsis》だけだった。何れも防御向きのカードだったが、攻撃向きな《空中隊形》の登場で青の戦闘がかなり強化されたことになる。
また飛行という回避能力も重要で、白青英雄のエンドカードに成り得る。回避能力を付けるエンチャントはエンチャント対策に弱いので、メタによってはインスタントである《空中隊形》が使われることになりそうだ
◇《戦場の秘術師/Battlefield Thaumaturge》
☆☆☆☆☆
インスタント/ソーサリーのコストを対象としたクリーチャー1体につき1マナ少なくする。
対象1体でも1マナ軽くなるのは凄い。だが真価を発揮するのは複数体を対象とした時だろう。
ニクスへの旅で登場した奮励とは相性が良い。対象を増やす程削減率が上がるからだ。特に奮励が無色1マナの《船団の出航/Launch the Fleet》は奮励コストが0になり、白1マナで好きな数を対象にできる。また《空中隊形》のような元々のコストに無色1が無い呪文でも、奮励コストを増やした後で削減してくれる。
他にも元々複数体対象とする呪文とも相性が良い。
《不屈の猛攻/Dauntless Onslaught》W:2体に+2/+2X呪文の《豚の呪い》《太陽神の一瞥》が頭一つ抜けている感じ。他も強力な呪文だ。
《豚の呪い/Curse of the Swine》UU:任意の数を猪にする
《海神の復讐/Sea God’s Revenge》2U:3体バウンス(占術1)
《殺し屋の行動/Cutthroat Maneuver》1B:2体に+1/+1絆魂
《落岩/Boulderfall》6RR~1RR:5点振り分け
《食餌の時間/Time to Feed》G:格闘+3ライフ
《太陽神の一瞥/Glimpse the Sun God》W:任意の数をタップ(占術1)
《突然の嵐/Sudden Storm》1U:2体タップ、アンタップ制限
《憤怒の頂点/Pinnacle of Rage》4RR~2RR:2体に3点
《悪戯と騒乱/Mischief and Mayhem》2G:2体に+4/+4
さらに英雄的で呪禁。自分の除去で守ることは出来ないが、除去耐性は高い。《戦場の秘術師》をキーカードとしたデッキが作れそうだ
◇《擬態するセイレーン/Cloaked Siren》
★☆☆☆☆
瞬速+飛行の3/2。
《水跳ねの海馬/Breaching Hippocamp》のアンタップが飛行になった。
《地平線のキマイラ/Horizon Chimera》が単色になってライフゲインが無くなった。
《潮流の合唱者/Chorus of the Tides》の英雄的が瞬速になった。
似たようなカードが多いが、瞬速+飛行は強い。青緑Flashで使われそうだ
◇《撤回命令/Countermand》
★★★☆☆
2種類目の確定カウンターが登場。
《解消/Dissolve》より重いが文句は言えない。5枚目以降の確定カウンターだ。
ライブラリー破壊能力はリアニメイトに対して使いたくない。占術の方が良さそうだが文句は言えない。5枚目以降の確定カウンターだ
◇《水晶オウムガイ/Crystalline Nautilus》
★★☆☆☆
対象になると生け贄に捧げる授与。
まず3マナ4/4は強い。対象で死亡するので脆い印象が有るが、環境に対象を取るパーマネントは少ない。除去呪文と1対1交換は仕方ないと割り切ろう。授与されると0対1交換されてしまう。授与の少ないメタで使おう。
授与は5マナで+4/+4修整は強い。隙を付けばエンドカードになりそうだ。また授与は相手に授与して対象を取って除去できる。《荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave》《キオーラの追随者/Kiora’s Follower》と組み合わせれば除去しつつ4/4が残るぞ
勘違いしやすいがオーラ状態でも対象になると生け贄に捧げる。《解消の光/Ray of Dissolution》や《破壊的な享楽/Destructive Revelry》を使う時は気を付けよう
◇《ダクラの神秘家/Dakra Mystic》
★★★★☆
お互いのライブラリートップを公開し、墓地に送るかドローするかを選択できる。
自分と相手の公開されたカードは主に4通りのパターンがある。あなたが選択するべきは次のとおりだ
①自分:いる 相手:いらない → ドロー①ならベスト。②ならベター。③は迷う。④はどっちでもいい。なるべく①②の時に起動しよう。
②自分:いらない 相手:いる → 墓地
③自分:いる 相手:いる → どうしよう…
④自分:いらない 相手:いらない → どっちでもいいや
そうするためには予めライブラリートップを知っておく必要がある。占術を使ってもいいが、それなら普通のドローで十分。《ダクラの神秘家》を活かすためにはライブラリートップを常に公開する《クルフィックスの狩猟者》を使おう。相手にも《クルフィックスの狩猟者》を使わせる必要があるが、現在のメタなら勝手に使ってくれる。そして《ダクラの神秘家》対策に《ダクラの神秘家》を使うことになる。お互いが《ダクラの神秘家》と《クルフィックスの狩猟者》を使うと相当グダりそうだ。
他のアプローチとして《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》とのコンボも考えられる。これなら相手ターンに起動してドローを選ぶだけ
◇《果敢な泥棒/Daring Thief》
☆☆☆☆☆
神啓で共通のカード・タイプを持つ土地以外のパーマネントを交換する。
どうやって神啓するかの議論は抜きにして、相手の最強クリーチャーと《果敢な泥棒》を交換するだけで強い。
さらに得な交換をしたいなら、普通のオーラや全体効果のあるエンチャントを差し出すのが良いだろう。面白いデッキが作れそうだ。
ところで、こちらは土地を差し出せないが、相手の土地は共通のカード・タイプを持っていれば交換できる。その方法は、神啓スフィンクスと、またあの伝説のクリーチャーか…
◇《クルフィックスの指図/Dictate of Kruphix》
☆☆☆☆☆
瞬速エンチャントサイクル。青はお互いのドロー・ステップに追加1ドロー。
コントロールには入れづらいが、ビートやコンボでは使われそうだ。青系ビートや、青赤ビートや、星座デッキのドローサポートとして期待できそうだ
◇《運命の泉/Font of Fortunes》
★★★★★
置きエンチャントサイクル。青は《予言/Divination》。
エスパーが活躍している要因の一つは《予言》だ。軽量ドローは強い。つまり《運命の泉》は強い。
設置2マナで起動はインスタント・タイミングで行える。3マナのソーサリーの《予言》では出来なかった、3ターン目《解消》を構えつつドローが実現してしまう
◇《神狩りの大ダコ/Godhunter Octopus》
★☆☆☆☆
タコが増えたよ。《圧倒的な波/Whelming Wave》が捗るな。
あれ? エンチャント・クリーチャーが手札に戻って攻撃できない…
◇《難局/Hour of Need》
★★☆☆☆
《豚の呪い》がインスタントになって4/4飛行スフィンクスになった。
コストは重いがインスタント追放は除去としては優秀。4/4飛行が残るので使いどころが難しいが、神よりはスフィンクスの方が良いだろう。
自分のクリーチャーに使う方が強そうでは有る。序盤に並べた小型を4/4飛行に変えてゲームを決めたり、除去対応で4/4飛行を出したり
◇《傲慢/Hubris》
★★☆☆☆
バウンス。《航海の終わり/Voyage’s End》の占術が無くなり、オーラもバウンスするようになった。
何方を使うかは授与とオーラの使われ具合による。黒白授与には《傲慢》が効き、白青英雄には《航海の終わり》が効く。メタによって使い分けよう。
自分が白青英雄を使うならオーラが多いから《傲慢》を使おう
◇《惑乱のセイレーン/Hypnotic Siren》
★☆☆☆☆
エンチャントされているクリーチャーのコントロールを得る授与。
7マナと重いがコントロール奪取は貴重。《灰燼の乗り手》や授与強化されたクリーチャーを奪えれば強い。
1マナ1/1飛行としても使えるので青単信心の主力になりそうだ
◇《啓示の解読/Interpret the Signs》
★★★★☆
(占術3)ライブラリートップのマナ・コストだけドロー。
大量ドローできるカードは強い。エスパーなら4~6ドローが期待できる。環境が遅ければよく使われることになりそうだ
◇《キオーラの放逐/Kiora’s Dismissal》
★★☆☆☆
エンチャント限定のバウンスの奮励。
青で貴重なエンチャント対策。授与対策は《傲慢》、オーラ対策は《航海の終わり》なので、《キオーラの放逐》は純粋なエンチャント対策だ。
他にも自分のエンチャントを戻すこともできる。指図エンチャントを自分だけ使ったり、星座を使い回したり。コンボデッキでも使われそうだ
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