ブロック構築的神々の軍勢考察②
2014年1月26日 ブロック構築 コメント (2)緑14枚。
◇《忍耐の元型/Archetype of Endurance》
神々の軍勢で登場した元型サイクル。あなたのコントロールするクリーチャーにキーワード能力を与え、対戦相手のコントロールするクリーチャーにキーワード能力を失わせる。何れも自分だけがキーワード能力を使えるので制圧力は高い。
さて《忍耐の元型》は呪禁。呪禁と言えば現環境で最も採用数の多いマナクリーチャー《森の女人像/Sylvan Caryatid》や、青緑フラッシュのフィニッシャー《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》等、実績十分の能力。
その呪禁を一方的に使える《忍耐の元型》は強そうだ。緑系のビックマナで使われそうだ
◇《ハイドラの血/Aspect of Hydra》
待望の緑1マナインスタント強化呪文が登場。しかも緑信心の数と修整値も高め。
序盤は《旅するサテュロス/Voyaging Satyr》を火力から守り、緑信心の増える終盤にエンドカードとなる。
緑デッキでよく使われることになりそうだ
◇《突進するアナグマ/Charging Badger》
《菅草の蠍/Sedge Scorpion》が接死を失った代わりにトランプルを得た。
《菅草の蠍》は緑の1マナブロッカーとして使われた実績がある。対して《突進するアナグマ》は完全に攻撃要員。授与でパワーを上げて殴るデッキに最適の1マナアタッカーだ。役割を理解して使い分けよう。
また接死を得ることは比較的容易だが、トランプルは難しい。そもそもトランプルは赤の能力だからね。そういった意味でもトランプルの《突進するアナグマ》は貴重なので是非使ってみよう
◇《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
色々な能力を持ったクリーチャー。
1つ目の能力はライブラリートップの公開。次のドローが分かるメリットは大きい。ドローを見越して最適の動きが出来るからだ。占術を使ってきたプレイヤーならこの感覚が理解できるだろう。
占術との相性もいい。要らないカードが見えた時にだけ占術すればいいので、占術の無駄撃ちを抑えることが出来る。土地事故防止の為に無理に占術スペルを撃つ必要が無くなるぞ。
デメリットとしては相手にドローを知られてしまう事くらい。しかし占術を使っていればデメリットは少なくなる。占術で上に置いたら良いカード、下に送ったら不要カードと言うことは相手も推測出来る情報。それが確定情報になるが、メリットの方が優っているはずだ。
2つ目の能力はライブラリートップの土地カードをプレイできる。毎ターン40%のアドバンテージは大きい。やはり占術を使うことでアドバンテージを得やすくなる。占術2以上なら土地が見えないことは殆ど無いはずだ。
3つ目の能力は土地が出るとライフゲイン。3ターン目に出れば速いデッキ相手にはかなり有効。2つ目の能力と相乗して《地平線のキマイラ/Horizon Chimera》と同程度のライフが期待できそうだ。持っと安定させたいなら占術しよう。
これだけでも十分強いが、更に《クルフィックスの狩猟者》は3点火力の効かないタフネス4、緑信心2で言うことが無い。緑の必須クリーチャーだ
◇《選別の印/Culling Mark》
テーロスは全体除去、確定除去と同じくらい、不確定の単体除去にも価値を見出だせる環境だ。不確定の単体除去は普段は除去として使えるし、使う機会が無ければ英雄的を誘発させられるからだ。
例えば《毒蛇座の口づけ/Viper’s Kiss》はタフネス1のクリーチャーを除去したり起動型能力を封じることが出来るが、相手のデッキによっては効果が無い。そこで英雄的に使う事になるが、P/Tが下がるというデメリットがあった。同様に《火花の衝撃/Spark Jolt》もダメージが残ってしまうし、《今わの際/Last Breath》は使うタイミングが難しい。《裏切りの先触れ/Portent of Betrayal》は除去とは違う気がする…。そんな訳で今までは英雄的デッキで除去はあまり使われることは無かった。
そして神々の軍勢で登場したのが《選別の印》だ。
こいつは普段は相手クリーチャーに使いブロックを強要して戦闘ダメージを除去するカード。システムクリーチャー除去としては申し分無い。
そして除去対象が無くなれば英雄的に使う。ソーサリーなので自分のターンに使えばブロックを強要する効果は意味が無い。つまりデメリット0だ。
《選別の印》は英雄的デッキに最適な除去として活躍するだろう
◇《宿命的介入/Fated Intervention》
神々の軍勢で登場した自分のターン使うと占術できるインスタントサイクル。
除去でもコンバットトリックでもないインスタントは相手のアクションに対して使うか、相手ターンエンドに使うのが一般的。このサイクルはそんな固定概念を変える画期的なサイクルといえる。
使うタイミングは普通にソーサリー呪文として使う位なら、自分のアップキープに使って占術してからドローフェイズに入るとお得感はある。ただしその場合このターン中にドローしたカードを使うのはマナ的に難しくなってしまう。占術で安定させるかトップデッキに賭けるかは状況とデッキによって選択しよう。
さて《宿命的介入》は3/3トークン2体。コンバットで除去として使えるし、エンドにアタッカーを増やしても良さそうだ。
《パーフォロスの槌/Hammer of Purphoros》と組み合わせれば占術も活かすことが出来る。色マナ拘束は厳しいが狙ってみたい
◇《墓荒らし蜘蛛/Graverobber Spider》
墓地のクリーチャーの数だけパンプ出来る到達クリーチャー。
素のパワーが低く《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》で除去されない、終盤は高パワークリーチャーとして期待できる。
また最近の黒単で《夜の咆哮獣/Nighthowler》がよく使われており、普通のデッキでも墓地依存のクリーチャーが活躍できる実績はあるが、ここはドレッジを組んでみたい。幸いテーロスに墓地対策は無いし、ドレッジパーツも
《タッサの褒賞/Thassa’s Bounty》
《一過性の知力/Evanescent Intellect》
《蘇りしケンタウルス/Returned Centaur》
《見捨てられし流れ者/Forsaken Drifters》
《神々との融和/Commune with the Gods》
《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》
《欺瞞の神、フィナックス/Phenax, God of Deception》
と揃っている。これはデッキを組むしか無い
◇《レイナ塔の英雄/Hero of Leina Tower》
1マナ1/1。英雄的でXマナ払って+1/+1カウンターX個。
カウンターが増える緑の英雄的には《信条の戦士/Staunch-Hearted Warrior》《ケンタウルスの戦上手/Centaur Battlemaster》がいた。白の英雄的がカウンター1つなのに対し、緑の英雄的は2個以上。明らかに緑が上位種なのだが、白の方がよく使われていた。その理由はマナコストが軽いからだ。
そこで1マナの《レイナ塔の英雄》なら序盤に展開できるし、軽いスペルで英雄的すれば余ったマナを使って強化出来る。パワーの期待値は白英雄的と比べて圧倒的だ。マナの少ない序盤でも1個くらいは大丈夫なはず。緑英雄的デッキが期待できそうだ。
またマナを使い切るのではなく白1マナ位は残しておこう。《神々の思し召し/Gods Willing》を構えておけば安心して強化できるしブラフも出来る
◇《狩人の勇気/Hunter’s Prowess》
緑赤怪物は環境初期からずっとトップメタでした。
そんなデッキがドローとエンドカードを手に入れました。
4T《世界を喰らう者、ポルクラノス》→ 5T《狩人の勇気》→ 8ドロー
おわりました
◇《ケイラメトラの好意/Karametra’s Favor》
《ナイレアの存在/Nylea’s Presence》がエンチャント(クリーチャー)になった。
《ナイレアの存在》といえば色マナを安定させたり、信心を稼いだり、《岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks》に使われた。
そして《ケイラメトラの好意》は英雄的や神啓が期待できる。攻撃的な英雄的より神啓の方が使い易いかな。何れにせよ《ナイレアの存在》位の活躍が見込めそうだ
◇《悪戯と騒乱/Mischief and Mayhem》
2体までクリーチャーを対象とするサイクル。テーロスでは自分のクリーチャーに使う能力だったが、神々の軍勢では相手のクリーチャーに使うカードが増えた。
ただし《悪戯と騒乱》はやっぱり自分のクリーチャーを対象にするスペル。英雄的シナジーがある分、緑が一番使い易そうだ。
威力は《不屈の猛攻/Dauntless Onslaught》の2倍。エンドカードとして採用される可能性がありそうだ
◇《定命の者の決意/Mortal’s Resolve》
+1/+1修整と破壊不能を与えるインスタント。テーロスで不足がちだった緑のコンバットトリックがどんどん増えているのは嬉しい。
破壊不能は神の持つ最強クラスの能力で、戦闘でも火力に対しても強い。マイナス修整に弱いが仕方が無いという感じだ。
《神々の思し召し》や《エレボスの加護/Boon of Erebos》と同様、便利カードとしてデッキに入れておこう
◇《ネシアンのデモロク/Nessian Demolok》
怪物化が廃止されて代わりに登場した能力、貢納。
貢納は、相手にカウンターを置くことを選ばせる。選ばなかったらCIPで能力が誘発するといった能力だ。
さて《ネシアンのデモロク》は
①5マナ6/6
②5マナ3/3、クリーチャーでないパーマネント破壊
を相手が選ぶことになる。
まず②を選ぶことは少ないだろう。パーマネントが無いとか、全部呪禁を持っているとか、3点火力を持っているとかじゃないと選ばれることは無さそうだ。
そうなると①が選ばれることになる。5マナ6/6が強いことは間違いはない。
《高木の巨人》も5マナ6/6だが、トリプルシンボル。信心のせいでシンボルが重い方が強いと思われがちだが、信心を使わない多色デッキなら《ネシアンのデモロク》の方が使い易そうだ
◇《ネシアン未開地の荒廃者/Nessian Wilds Ravager》
心理テストです。
あなたの対戦相手が《ネシアン未開地の荒廃者》をプレイしました。
あなたがとる行動はどれですか?
①12/12のクリーチャー
②6/6のクリーチャーと格闘
③その他
このテストで、あなたの使っている色がわかります。
① 白か黒
12/12といえども除去耐性はありません。白か黒なら簡単に除去できますからね。
② 赤か緑
6/6はサイズは大きいですが格闘でダメージを受けます。赤の火力なら除去できますよね。
緑なら6/6はあまり脅威ではありません。格闘に対応して強化してもいいですよね。
③ 青
どんなに強力なクリーチャーでも打ち消してしまえば問題ありませんよね。
選べなかったあなた
あなたは手札にも戦場にも解決策がありませんね。
《ネシアン未開地の荒廃者》が戦場に出る前に投了して次のゲームに備えましょう
◇《忍耐の元型/Archetype of Endurance》
神々の軍勢で登場した元型サイクル。あなたのコントロールするクリーチャーにキーワード能力を与え、対戦相手のコントロールするクリーチャーにキーワード能力を失わせる。何れも自分だけがキーワード能力を使えるので制圧力は高い。
さて《忍耐の元型》は呪禁。呪禁と言えば現環境で最も採用数の多いマナクリーチャー《森の女人像/Sylvan Caryatid》や、青緑フラッシュのフィニッシャー《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》等、実績十分の能力。
その呪禁を一方的に使える《忍耐の元型》は強そうだ。緑系のビックマナで使われそうだ
◇《ハイドラの血/Aspect of Hydra》
待望の緑1マナインスタント強化呪文が登場。しかも緑信心の数と修整値も高め。
序盤は《旅するサテュロス/Voyaging Satyr》を火力から守り、緑信心の増える終盤にエンドカードとなる。
緑デッキでよく使われることになりそうだ
◇《突進するアナグマ/Charging Badger》
《菅草の蠍/Sedge Scorpion》が接死を失った代わりにトランプルを得た。
《菅草の蠍》は緑の1マナブロッカーとして使われた実績がある。対して《突進するアナグマ》は完全に攻撃要員。授与でパワーを上げて殴るデッキに最適の1マナアタッカーだ。役割を理解して使い分けよう。
また接死を得ることは比較的容易だが、トランプルは難しい。そもそもトランプルは赤の能力だからね。そういった意味でもトランプルの《突進するアナグマ》は貴重なので是非使ってみよう
◇《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
色々な能力を持ったクリーチャー。
1つ目の能力はライブラリートップの公開。次のドローが分かるメリットは大きい。ドローを見越して最適の動きが出来るからだ。占術を使ってきたプレイヤーならこの感覚が理解できるだろう。
占術との相性もいい。要らないカードが見えた時にだけ占術すればいいので、占術の無駄撃ちを抑えることが出来る。土地事故防止の為に無理に占術スペルを撃つ必要が無くなるぞ。
デメリットとしては相手にドローを知られてしまう事くらい。しかし占術を使っていればデメリットは少なくなる。占術で上に置いたら良いカード、下に送ったら不要カードと言うことは相手も推測出来る情報。それが確定情報になるが、メリットの方が優っているはずだ。
2つ目の能力はライブラリートップの土地カードをプレイできる。毎ターン40%のアドバンテージは大きい。やはり占術を使うことでアドバンテージを得やすくなる。占術2以上なら土地が見えないことは殆ど無いはずだ。
3つ目の能力は土地が出るとライフゲイン。3ターン目に出れば速いデッキ相手にはかなり有効。2つ目の能力と相乗して《地平線のキマイラ/Horizon Chimera》と同程度のライフが期待できそうだ。持っと安定させたいなら占術しよう。
これだけでも十分強いが、更に《クルフィックスの狩猟者》は3点火力の効かないタフネス4、緑信心2で言うことが無い。緑の必須クリーチャーだ
◇《選別の印/Culling Mark》
テーロスは全体除去、確定除去と同じくらい、不確定の単体除去にも価値を見出だせる環境だ。不確定の単体除去は普段は除去として使えるし、使う機会が無ければ英雄的を誘発させられるからだ。
例えば《毒蛇座の口づけ/Viper’s Kiss》はタフネス1のクリーチャーを除去したり起動型能力を封じることが出来るが、相手のデッキによっては効果が無い。そこで英雄的に使う事になるが、P/Tが下がるというデメリットがあった。同様に《火花の衝撃/Spark Jolt》もダメージが残ってしまうし、《今わの際/Last Breath》は使うタイミングが難しい。《裏切りの先触れ/Portent of Betrayal》は除去とは違う気がする…。そんな訳で今までは英雄的デッキで除去はあまり使われることは無かった。
そして神々の軍勢で登場したのが《選別の印》だ。
こいつは普段は相手クリーチャーに使いブロックを強要して戦闘ダメージを除去するカード。システムクリーチャー除去としては申し分無い。
そして除去対象が無くなれば英雄的に使う。ソーサリーなので自分のターンに使えばブロックを強要する効果は意味が無い。つまりデメリット0だ。
《選別の印》は英雄的デッキに最適な除去として活躍するだろう
◇《宿命的介入/Fated Intervention》
神々の軍勢で登場した自分のターン使うと占術できるインスタントサイクル。
除去でもコンバットトリックでもないインスタントは相手のアクションに対して使うか、相手ターンエンドに使うのが一般的。このサイクルはそんな固定概念を変える画期的なサイクルといえる。
使うタイミングは普通にソーサリー呪文として使う位なら、自分のアップキープに使って占術してからドローフェイズに入るとお得感はある。ただしその場合このターン中にドローしたカードを使うのはマナ的に難しくなってしまう。占術で安定させるかトップデッキに賭けるかは状況とデッキによって選択しよう。
さて《宿命的介入》は3/3トークン2体。コンバットで除去として使えるし、エンドにアタッカーを増やしても良さそうだ。
《パーフォロスの槌/Hammer of Purphoros》と組み合わせれば占術も活かすことが出来る。色マナ拘束は厳しいが狙ってみたい
◇《墓荒らし蜘蛛/Graverobber Spider》
墓地のクリーチャーの数だけパンプ出来る到達クリーチャー。
素のパワーが低く《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》で除去されない、終盤は高パワークリーチャーとして期待できる。
また最近の黒単で《夜の咆哮獣/Nighthowler》がよく使われており、普通のデッキでも墓地依存のクリーチャーが活躍できる実績はあるが、ここはドレッジを組んでみたい。幸いテーロスに墓地対策は無いし、ドレッジパーツも
《タッサの褒賞/Thassa’s Bounty》
《一過性の知力/Evanescent Intellect》
《蘇りしケンタウルス/Returned Centaur》
《見捨てられし流れ者/Forsaken Drifters》
《神々との融和/Commune with the Gods》
《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》
《欺瞞の神、フィナックス/Phenax, God of Deception》
と揃っている。これはデッキを組むしか無い
◇《レイナ塔の英雄/Hero of Leina Tower》
1マナ1/1。英雄的でXマナ払って+1/+1カウンターX個。
カウンターが増える緑の英雄的には《信条の戦士/Staunch-Hearted Warrior》《ケンタウルスの戦上手/Centaur Battlemaster》がいた。白の英雄的がカウンター1つなのに対し、緑の英雄的は2個以上。明らかに緑が上位種なのだが、白の方がよく使われていた。その理由はマナコストが軽いからだ。
そこで1マナの《レイナ塔の英雄》なら序盤に展開できるし、軽いスペルで英雄的すれば余ったマナを使って強化出来る。パワーの期待値は白英雄的と比べて圧倒的だ。マナの少ない序盤でも1個くらいは大丈夫なはず。緑英雄的デッキが期待できそうだ。
またマナを使い切るのではなく白1マナ位は残しておこう。《神々の思し召し/Gods Willing》を構えておけば安心して強化できるしブラフも出来る
◇《狩人の勇気/Hunter’s Prowess》
緑赤怪物は環境初期からずっとトップメタでした。
そんなデッキがドローとエンドカードを手に入れました。
4T《世界を喰らう者、ポルクラノス》→ 5T《狩人の勇気》→ 8ドロー
おわりました
◇《ケイラメトラの好意/Karametra’s Favor》
《ナイレアの存在/Nylea’s Presence》がエンチャント(クリーチャー)になった。
《ナイレアの存在》といえば色マナを安定させたり、信心を稼いだり、《岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks》に使われた。
そして《ケイラメトラの好意》は英雄的や神啓が期待できる。攻撃的な英雄的より神啓の方が使い易いかな。何れにせよ《ナイレアの存在》位の活躍が見込めそうだ
◇《悪戯と騒乱/Mischief and Mayhem》
2体までクリーチャーを対象とするサイクル。テーロスでは自分のクリーチャーに使う能力だったが、神々の軍勢では相手のクリーチャーに使うカードが増えた。
ただし《悪戯と騒乱》はやっぱり自分のクリーチャーを対象にするスペル。英雄的シナジーがある分、緑が一番使い易そうだ。
威力は《不屈の猛攻/Dauntless Onslaught》の2倍。エンドカードとして採用される可能性がありそうだ
◇《定命の者の決意/Mortal’s Resolve》
+1/+1修整と破壊不能を与えるインスタント。テーロスで不足がちだった緑のコンバットトリックがどんどん増えているのは嬉しい。
破壊不能は神の持つ最強クラスの能力で、戦闘でも火力に対しても強い。マイナス修整に弱いが仕方が無いという感じだ。
《神々の思し召し》や《エレボスの加護/Boon of Erebos》と同様、便利カードとしてデッキに入れておこう
◇《ネシアンのデモロク/Nessian Demolok》
怪物化が廃止されて代わりに登場した能力、貢納。
貢納は、相手にカウンターを置くことを選ばせる。選ばなかったらCIPで能力が誘発するといった能力だ。
さて《ネシアンのデモロク》は
①5マナ6/6
②5マナ3/3、クリーチャーでないパーマネント破壊
を相手が選ぶことになる。
まず②を選ぶことは少ないだろう。パーマネントが無いとか、全部呪禁を持っているとか、3点火力を持っているとかじゃないと選ばれることは無さそうだ。
そうなると①が選ばれることになる。5マナ6/6が強いことは間違いはない。
《高木の巨人》も5マナ6/6だが、トリプルシンボル。信心のせいでシンボルが重い方が強いと思われがちだが、信心を使わない多色デッキなら《ネシアンのデモロク》の方が使い易そうだ
◇《ネシアン未開地の荒廃者/Nessian Wilds Ravager》
心理テストです。
あなたの対戦相手が《ネシアン未開地の荒廃者》をプレイしました。
あなたがとる行動はどれですか?
①12/12のクリーチャー
②6/6のクリーチャーと格闘
③その他
このテストで、あなたの使っている色がわかります。
① 白か黒
12/12といえども除去耐性はありません。白か黒なら簡単に除去できますからね。
② 赤か緑
6/6はサイズは大きいですが格闘でダメージを受けます。赤の火力なら除去できますよね。
緑なら6/6はあまり脅威ではありません。格闘に対応して強化してもいいですよね。
③ 青
どんなに強力なクリーチャーでも打ち消してしまえば問題ありませんよね。
選べなかったあなた
あなたは手札にも戦場にも解決策がありませんね。
《ネシアン未開地の荒廃者》が戦場に出る前に投了して次のゲームに備えましょう
コメント
単純にこんなやつの対処法たくさんあるよっていうんじゃなくてこういう言い方するのかw面白い。