ブロック構築的神々の軍勢考察①
2014年1月25日 ブロック構築新セットが出る直前だけ本気出す。
土地と無色9枚。
◇《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment》
テーロスには存在しなかった色の組み合わせの占術土地が登場。
単色推奨のはずが、カードプールの狭さから多色が流行っているテーロスブロックで2色土地はよく使われている。
《啓蒙の神殿》は白青なので、試練オーラを英雄的に付けて殴るだけのデッキでよく使われることになりそうだ。
しかし白青英雄は安価なのが売り。5tixで組めると評判のデッキにレアの土地が4枚入るとなると…。5tix→10tixなら問題ないな
◇《悪意の神殿/Temple of Malice》
黒赤の占術土地が登場。これでラクドスが組める。
テーロスだけの環境で作られたデッキは占術土地に依存していると言える。トップメタの緑赤怪物化を筆頭に、緑青フラッシュ、白赤ウィニー、青黒コントロール、白黒。後半3個は少数勢力だが、何れも2色土地が合ったから存在を許されていたと言えそうだ。
逆にテーロスで2色土地が無かった組み合わせというと、白青英雄はそれなりの実績を残しているが、緑黒、白緑、赤青、黒赤、これら4個は全く見たことがない。3色以上に含まれることはあるのだが。
さて《悪意の神殿》の登場で黒赤が組めるようになった。神のカード《殺戮の神、モーギス/Mogis, God of Slaughter》は当然使われるし、《死の国のケルベロス/Underworld Cerberus》《殺人王、ティマレット/Tymaret, the Murder King》、そしてミノタウルス達が日の目を見ることになりそうだ
◇《豊潤の神殿/Temple of Plenty》
緑白の占術土地も登場。神々の軍勢では以上3枚の多色土地が収録される。テーロスで5枚、合わせて8枚の多色土地が使えるようになった。残りの2枚はニクスへの旅を待つことになっている。
何故3/5しか収録されなかったかというと、神々の軍勢で登場した友好2色の神のカードを使うための土地を出しただけだと思う。テーロスの5枚の2色土地の組み合わせも前ブロックの影響だったから、今回もそんな感じなのだろう。
ところで現在のテーロス環境のメタは、緑赤t白怪物デッキが8割程。《豊潤の神殿》の登場で更に安定して強くなりそうだ
◇《霊体のヤギ角/Astral Cornucopia》
マナ加速アーティファクトが登場。マナコストはXXX。
X=0は手札を減らす位しか意味が無い。《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》を見たら考えよう。
X=1は《乳白色の一角獣/Opaline Unicorn》。《マグマの噴流/Magma Jet》の的よりは安定して使えそうだ。マナ・コスト的にもX=1で使うことが一番多そうだ。
X=2は起動型能力込みの《つややかな雄鹿/Burnished Hart》。《マグマの噴流》には除去されないが、分割払い付加なのがキツイ。6ターン目の2マナ加速では微妙なので、他のマナ加速と組み合わせて使いたい。
X=3以上は《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》があれば余裕。だが使い道が殆ど無いので、マナフラッド以外で使うことは無さそうだ。
以上、3マナで使うのが最適。3マナのマナ加速が欲しいデッキで使おう。
あと《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix》でアンタップしないマナファクトってのも覚えておこう
◇《ゴルゴンの首/Gorgon’s Head》
接死を付与する装備品。P/Tに修整は無い。テーロスは授与推奨なので装備品ではP/Tが上がらない。装備品というより装飾品といった感じか。
さて、接死は黒と緑の能力。《決断の元型/Archetype of Finality》《ナイレアの弓/Bow of Nylea》等で簡単に接死する黒と緑でこの装飾品を使う必要は無さそうだ。
白なら先制攻撃とのコンボが強い。赤ならトランプルとの組み合わせが強い。青は飛行だから…、到達の《高木の巨人/Arbor Colossus》対策になる。
白赤青で使われそうだ
◇《英雄の演壇/Heroes’ Podium》
伝説のクリーチャーは他の伝説のクリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。伝説のクリーチャーは各種1枚しか存在出来ないので名前の違う伝説のクリーチャーを揃える必要がある。
ところでテーロスには25体もの伝説のクリーチャーが存在する。そのうち神は10体もいるが、神でない単色の伝説のクリーチャーは5体しか存在しない。色の組み合わせて的に考えて、伝説のクリーチャーを複数並べるのは難しい。緑で2,3体が限界だろう。伝説のクリーチャーの旗印として使うのは難しそうだ。
しかし《英雄の演壇》を使うことで問題は解決する。この伝説のアーティファクトはX,Tapでライブラリーの上からX枚に存在する伝説のクリーチャー・カードを手札に加えることができる。これで手札に伝説のクリーチャーを揃えることは容易になった。あとは数ターン掛けて伝説のクリーチャーを並べるだけだ。3体以上並んだら勝ちと言っていいんじゃないかな。
ちなみに《英雄の演壇》は伝説の非クリーチャーには何もしないし、手札に加える事も出来ない。占術全盛期なのに無作為順にボトムに戻す。と扱いが難しい。元々強い伝説のクリーチャーのサポートなので、このくらいが適正ということだろう
◇《戦いの柱/Pillar of War》
《ネシアンの狩猟者/Nessian Courser》が攻撃出来なくなった代わりに無色になった。
3マナ3/3をどの色でも運用出来るようになったのは嬉しい。《狩人狩り/Hunt the Hunter》も効かない、威嚇対策も出来る。守りを固めたいデッキでよく使われそうだ。
更に《戦いの柱》はエンチャントされていると攻撃に参加できる。このカードの真髄はここにある。
例えば1ゲーム目で《戦いの柱》をプレイすると、相手はこちらが授与デッキだと考えることになる。こちらがノーエンチャントでもな。
相手は2ゲーム目からエンチャント対策を増やしてくるが、こちらはノーエンチャント。勝ったも同然だ。
おっと、エンチャント対策はアーティファクト対策も兼ねているから《戦いの柱》を外すのも忘れないように。これで完璧
◇《セイレーンの歌竪琴/Siren Song Lyre》
タップ能力を付与する装飾品。
ウィニーで《嵐の息吹のドラゴン》《高木の巨人》対策には使えそうだ。その時はプロテクションには気を付けよう。
また神々の軍勢で登場した神啓との相性もいい。相手の攻撃を防ぎつつ神啓してもいいし、神啓で神啓してもいい
◇《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
タップとクリーチャーをタップして好きな色マナが出るアーティファクト。
クリーチャーを並べるデッキのマナ加速として使えるし、召喚酔いを利用できるのも強い。マナクリーチャーの多い緑以外のクリーチャーデッキのマナ加速として使えそうだ。神啓との相性も最高。
白青英雄なら、1ターン目《バネ葉の太鼓》→2ターン目《戦識の重装歩兵/Battlewise Hoplite》。《神々の思し召し/Gods Willing》を構えられる。強い!
土地と無色9枚。
◇《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment》
テーロスには存在しなかった色の組み合わせの占術土地が登場。
単色推奨のはずが、カードプールの狭さから多色が流行っているテーロスブロックで2色土地はよく使われている。
《啓蒙の神殿》は白青なので、試練オーラを英雄的に付けて殴るだけのデッキでよく使われることになりそうだ。
しかし白青英雄は安価なのが売り。5tixで組めると評判のデッキにレアの土地が4枚入るとなると…。5tix→10tixなら問題ないな
◇《悪意の神殿/Temple of Malice》
黒赤の占術土地が登場。これでラクドスが組める。
テーロスだけの環境で作られたデッキは占術土地に依存していると言える。トップメタの緑赤怪物化を筆頭に、緑青フラッシュ、白赤ウィニー、青黒コントロール、白黒。後半3個は少数勢力だが、何れも2色土地が合ったから存在を許されていたと言えそうだ。
逆にテーロスで2色土地が無かった組み合わせというと、白青英雄はそれなりの実績を残しているが、緑黒、白緑、赤青、黒赤、これら4個は全く見たことがない。3色以上に含まれることはあるのだが。
さて《悪意の神殿》の登場で黒赤が組めるようになった。神のカード《殺戮の神、モーギス/Mogis, God of Slaughter》は当然使われるし、《死の国のケルベロス/Underworld Cerberus》《殺人王、ティマレット/Tymaret, the Murder King》、そしてミノタウルス達が日の目を見ることになりそうだ
◇《豊潤の神殿/Temple of Plenty》
緑白の占術土地も登場。神々の軍勢では以上3枚の多色土地が収録される。テーロスで5枚、合わせて8枚の多色土地が使えるようになった。残りの2枚はニクスへの旅を待つことになっている。
何故3/5しか収録されなかったかというと、神々の軍勢で登場した友好2色の神のカードを使うための土地を出しただけだと思う。テーロスの5枚の2色土地の組み合わせも前ブロックの影響だったから、今回もそんな感じなのだろう。
ところで現在のテーロス環境のメタは、緑赤t白怪物デッキが8割程。《豊潤の神殿》の登場で更に安定して強くなりそうだ
◇《霊体のヤギ角/Astral Cornucopia》
マナ加速アーティファクトが登場。マナコストはXXX。
X=0は手札を減らす位しか意味が無い。《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》を見たら考えよう。
X=1は《乳白色の一角獣/Opaline Unicorn》。《マグマの噴流/Magma Jet》の的よりは安定して使えそうだ。マナ・コスト的にもX=1で使うことが一番多そうだ。
X=2は起動型能力込みの《つややかな雄鹿/Burnished Hart》。《マグマの噴流》には除去されないが、分割払い付加なのがキツイ。6ターン目の2マナ加速では微妙なので、他のマナ加速と組み合わせて使いたい。
X=3以上は《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》があれば余裕。だが使い道が殆ど無いので、マナフラッド以外で使うことは無さそうだ。
以上、3マナで使うのが最適。3マナのマナ加速が欲しいデッキで使おう。
あと《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix》でアンタップしないマナファクトってのも覚えておこう
◇《ゴルゴンの首/Gorgon’s Head》
接死を付与する装備品。P/Tに修整は無い。テーロスは授与推奨なので装備品ではP/Tが上がらない。装備品というより装飾品といった感じか。
さて、接死は黒と緑の能力。《決断の元型/Archetype of Finality》《ナイレアの弓/Bow of Nylea》等で簡単に接死する黒と緑でこの装飾品を使う必要は無さそうだ。
白なら先制攻撃とのコンボが強い。赤ならトランプルとの組み合わせが強い。青は飛行だから…、到達の《高木の巨人/Arbor Colossus》対策になる。
白赤青で使われそうだ
◇《英雄の演壇/Heroes’ Podium》
伝説のクリーチャーは他の伝説のクリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。伝説のクリーチャーは各種1枚しか存在出来ないので名前の違う伝説のクリーチャーを揃える必要がある。
ところでテーロスには25体もの伝説のクリーチャーが存在する。そのうち神は10体もいるが、神でない単色の伝説のクリーチャーは5体しか存在しない。色の組み合わせて的に考えて、伝説のクリーチャーを複数並べるのは難しい。緑で2,3体が限界だろう。伝説のクリーチャーの旗印として使うのは難しそうだ。
しかし《英雄の演壇》を使うことで問題は解決する。この伝説のアーティファクトはX,Tapでライブラリーの上からX枚に存在する伝説のクリーチャー・カードを手札に加えることができる。これで手札に伝説のクリーチャーを揃えることは容易になった。あとは数ターン掛けて伝説のクリーチャーを並べるだけだ。3体以上並んだら勝ちと言っていいんじゃないかな。
ちなみに《英雄の演壇》は伝説の非クリーチャーには何もしないし、手札に加える事も出来ない。占術全盛期なのに無作為順にボトムに戻す。と扱いが難しい。元々強い伝説のクリーチャーのサポートなので、このくらいが適正ということだろう
◇《戦いの柱/Pillar of War》
《ネシアンの狩猟者/Nessian Courser》が攻撃出来なくなった代わりに無色になった。
3マナ3/3をどの色でも運用出来るようになったのは嬉しい。《狩人狩り/Hunt the Hunter》も効かない、威嚇対策も出来る。守りを固めたいデッキでよく使われそうだ。
更に《戦いの柱》はエンチャントされていると攻撃に参加できる。このカードの真髄はここにある。
例えば1ゲーム目で《戦いの柱》をプレイすると、相手はこちらが授与デッキだと考えることになる。こちらがノーエンチャントでもな。
相手は2ゲーム目からエンチャント対策を増やしてくるが、こちらはノーエンチャント。勝ったも同然だ。
おっと、エンチャント対策はアーティファクト対策も兼ねているから《戦いの柱》を外すのも忘れないように。これで完璧
◇《セイレーンの歌竪琴/Siren Song Lyre》
タップ能力を付与する装飾品。
ウィニーで《嵐の息吹のドラゴン》《高木の巨人》対策には使えそうだ。その時はプロテクションには気を付けよう。
また神々の軍勢で登場した神啓との相性もいい。相手の攻撃を防ぎつつ神啓してもいいし、神啓で神啓してもいい
◇《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
タップとクリーチャーをタップして好きな色マナが出るアーティファクト。
クリーチャーを並べるデッキのマナ加速として使えるし、召喚酔いを利用できるのも強い。マナクリーチャーの多い緑以外のクリーチャーデッキのマナ加速として使えそうだ。神啓との相性も最高。
白青英雄なら、1ターン目《バネ葉の太鼓》→2ターン目《戦識の重装歩兵/Battlewise Hoplite》。《神々の思し召し/Gods Willing》を構えられる。強い!
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