黒28枚。

《欄干のスパイ/Balustrade Spy》

CIPで《精神削り》をX=1で撃てる。期待値は大体、デッキ枚数/土地枚数。
他の能力も2/3飛行とそれなり。ライブラリー破壊のブロック用や、暗号アタッカーとしても優秀


《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher》

《徴税理事/Syndic of Tithes》が黒くなると飛行が付いてパワーが1減る。
地上ブロッカーが並ぶなら《聖堂の金切り声上げ》が強く、クリーチャーが並ばないなら《徴税理事》の方が強い。
でも両方とも軽い強請なので、強請デッキならどちらもデッキに入る


《汚染された地/Contaminated Ground》

相手の土地だけにエンチャントする唯一の土地オーラ。
多色環境において色事故を狙うのはセオリー。しかもライフも削れるし沼も渡れる。
黒い速いデッキでよく使われそうなオーラだ


《死体の道塞ぎ/Corpse Blockade》

接死できる壁。戦闘時の攻撃力は壁の中で2番目に高い。
生贄コストも使い易い。最初の暗号をフィズらせたり、コントロールを奪われるのを防いだり、《五連火災/Five-Alarm Fire》を抑制したり。
防御向きのデッキで使うデッキもありそうだ


《墓所の怪異/Crypt Ghast》

沼から出るマナが増える。環境に沼は5種類あるので土地全部が沼のデッキができる。
大量に出た黒マナの使い方は、自身も持っている強請、ラクドスのX点火力、ディミーアのデッキX点火力等々。
沼単にすると門が無くなるので《彩色の灯籠》で色マナを確保したい。そうすれば黒以外のギルドのX点火力も使える


《死の接近/Death’s Approach》

相手の墓地のクリーチャー数に依存するマイナス修整オーラ。
クリーチャーデッキ相手に使うライブラリー破壊の除去としては優秀。序盤に使っても意味は薄いが、終盤に使えば強そう。マナ・コストが軽いので強請とも相性がいい


《肉貪り/Devour Flesh》

対戦相手は対戦相手のコントロールする対戦相手の選んだクリーチャー1体を生贄に捧げ、対戦相手は対戦相手が生贄に捧げたクリーチャーのタフネス分対戦相手のライフを回復させる。
対戦相手に選ばせるカードは弱いと言われるが、対戦相手のリソースを確実に減らせる《肉貪り》は例外だ。対戦相手が速いデッキなら序盤に対戦相手のクリーチャーを減らせるのに意味があるし、対戦相手が遅いデッキなら、対戦相手のクリーチャーが一体だけの時、対戦相手の数少ないフィニッシャーを潰せるのは大きい。
対戦相手がトークンを並べるデッキだと、対戦相手は対戦相手の場の中で一番弱いトークンを生贄にして、対戦相手のライフも回復されてしまうが、対戦相手が1体しかクリーチャーをコントロールしていない再序盤なら、対戦相手の居住元を潰せる意味でも有効。対戦相手が警戒して対戦相手の展開を遅らせても、対戦相手より先に動けるので結果的に対戦相手に勝つことが出来る。
対戦相手がノンクリーチャーだと対戦相手に使う意味は薄いが、対戦相手以外にも《肉貪り》を使うことは一応可能。対戦相手以外が生贄に捧げるクリーチャーを、対戦相手以外のコントロールする中から選ぶ。対戦相手がライフを回復するわけでは無く対戦相手以外がライフを得る。対戦相手がノンクリーチャーだとライフよりライブラリーを削る方が多そうなので、対戦相手以外を対象にするより対戦相手を対象にして呪文を唱えて、対戦相手のライフを強請で削ることも出来る。
対戦相手に関わらず使える良いカードだ


《死に際の願い/Dying Wish》

《殺人の捜査/Murder Investigation》が黒になるとライフドレイン。
トークンよりライフを削る方が速攻デッキ向き。解鎖でパワーも上がるラクドスでよく使われそうだ


《門道の影/Gateway Shade》

《危険な影/Perilous Shadow》より1回の起動マナが軽くなったシェイド。使い方は主に2通り。
《墓所の怪異》を使う黒単で主力として使う。または門デッキの主力として使う。特に門デッキならタッチ黒でも使えるので、色々な色の門デッキで使われそうだ


《忌まわしい光景/Grisly Spectacle》

確定除去+ライブラリー破壊。
魔鍵は除去れないが、追加コストの無い確定除去は貴重。黒いデッキでよく使われることになる。
オマケでライブラリーも削れるのでデッキ破壊なら必須カード


《排水路潜み/Gutter Skulk》

ブロック構築でも猛威を振るった《群れネズミ/Pack Rat》。《排水路潜み》は同じマナ・コストで初期ステータスが高い。
《群れネズミ》は出したターンに《電謀/Electrickery》でやられてしまうことは、特に無かったが、万全を期すなら《排水路潜み》だ。次のターンに《群れネズミ》を出せば安全性が増す


《ディミーア家の恐怖/Horror of the Dim》

緑の呪禁《野面背のサイ/Rubbleback Rhino》がディミーアになると呪禁に起動マナが必要になった。
一見弱体化だが、色が変わったことで強化されている。黒にはオーラデッキで使える強いオーラが複数あるが、緑にはパワーを上げるオーラが一切ない。
つまり呪禁を有効利用できるのは《ディミーア家の恐怖》だけ。緑の呪禁とは比べるまでも無かった。むしろ起動マナが必要になったのは調整の結果とも言える


《集団疾病/Illness in the Ranks》

露骨なトークン対策。
トークンを多用するセレズニアには大打撃!…の筈だが、セレズニアの主力トークンは3/3以上。《集団疾病》1枚では全然対策になっていない。複数貼れば強いが、その間にセレズニアがエンチャント除去を引く確率も上がってしまう。
逆に効果があるのはゴルガリの《コロズダのギルド魔道士/Korozda Guildmage》《見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen》や、ボロスの《ゴブリンの結集/Goblin Rally》《殺人の捜査》《サンホームのギルド魔道士》《軍勢の集結》など。
セレズニアをメタったはずが別のギルドをメタってしまったようだ。でも結果的に2ギルドメタれて悪くはない


《殺意の凝視/Killing Glare》

パワーX以下を除去するX呪文。
パワーの低い防衛、システムクリーチャー、進化を序盤に除去したり、パワー低めの魔鍵を除去できたり、終盤にマナが余れば大型クリーチャーも除去できる。
序盤から終盤まで頼りになる除去だ


《虚無の王/Lord of the Void》

7マナ7/7飛行。黒のクリーチャーでは最大のフィニッシャー候補。
相手に無限ライフされてもライブラリーを削って勝てるので心強い。またクリーチャー・カードが公開されれば戦力を増やすことも出来る。効果は強制だが、不利になることは少ない。
デーモンなのに特に悪いことも書いていない優秀なデーモンだ


《精神的蒸気/Mental Vapors》

《最後の思考》の逆バージョンの暗号。
暗号は元々自分のアドバンテージを稼ぐ能力なので、暗号ゲーになると自分の手札を増やすより、相手の手数を減らす方が嬉しい。逆に相手の手数を減らしておけば安全に暗号化できるとも言える。何方にしても《精神的蒸気》が役立つ場面は多そうだ


《真夜中の復活/Midnight Recovery》

墓地回収の暗号。
暗号デッキはクリーチャーを使う必要があり、相手は暗号化を防ぐ為にクリーチャーを除去するはず。そこで《真夜中の復活》だ。
除去の厳しい相手だと《真夜中の復活》を暗号化するのは難しいかもだが、暗号デッキはクリーチャーがいないと始まらない。《真夜中の復活》は暗号化しなくても優秀な暗号だ


《オーガの貧王/Ogre Slumlord》

他のトークンでないクリチャーが死亡すると代わりに接死ネズミを用意してくれる。
地上の制圧力はそれなり。生贄エンジンのコストとして使える。
5マナと重いが接死付与は《群れネズミ》デッキでも使えそうな効果。最悪ネズミになれるので無駄になることはない


《陰鬱の始源体/Sepulchral Primordial》

黒の始原体は、威嚇+墓地からクリーチャー。
威嚇は多色環境ではイマイチだが、色が合わなければ優秀。メインは墓地からクリーチャーで、ライブラリーや手札を削って相手のフィニッシャーを落とし、《陰鬱の始源体》で釣り上げるのが基本戦術。始源体の中で一番戦場の制圧力がある。
《陰鬱の始源体》ミラーマッチなら相手の《陰鬱の始源体》を連鎖で全部釣り上げられて面白い


《影小道の住人/Shadow Alley Denizen》

黒の住人は威嚇。
暗号サポートやラクドスビート等、使えるデッキは多い。
ちなみに威嚇は色が合っていなくても魔鍵にはブロックされるのを注意したい


《影切り/Shadow Slice》

ライフルーズの暗号。暗号の中でも一番勝ちに結びつく暗号だ。
回避能力のある暗号デッキのエンドカードとしては勿論、速攻デッキで一気に6点削るエンドカードとしても使われそうだ


《石板通りの悪漢/Slate Street Ruffian》

ブロックされると手札破壊。
チャンプブロックされるとアド+2。ブロックされて相打ちだとアド+1。ブロックされて返り討ちにされてもアド±0。基本的に損をすることはない。
損をする時は相手手札に《ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter》がある場合くらい。セレズニア相手にはサイズ的にもブロックに回った方が得策だ


《煙の精霊/Smog Elemental》

飛行対策の飛行クリーチャー。《天空試合》とコンボすればタフネス1のクリーチャーを除去できる。
空中戦では実質4/4。《摩天楼の捕食者/Skyline Predator》の瞬速ブロックで死なないので安全に攻撃できる


《組織の処罰者/Syndicate Enforcer》

強請警戒《債務の騎士》が黒くなると警戒が無くなって+1/-2の修整を受ける。
パワーが上がったので、防御向きのオルゾフより攻撃向きのラクドスで使い易い。黒単色で使える良い強請クリーチャーだ


《スラルの寄生虫/Thrull Parasite》

1マナの強請。強請は早いターンに出せば起動する機会も増えるし、軽いので他の強請も誘発しやすい。
カウンター除去能力も使える場面は多い。解鎖を解いたり、プレインズウォーカーの忠誠値を減らしたり、対話をやめたり、マナ加速を止めたり、招集を遅らせたり、火災予防したり、色々なデッキに対応できそうだ


《地底街の密告人/Undercity Informer》

クリーチャーを《精神削り》X=1に変えるクリーチャー。
《殺戮遊戯》対策で5枚目以降の《精神削り》として投入してもいいが、折角なのでクリーチャー・ライブラリーアウトデッキを作っても面白そう。
《都市内の急使/Crosstown Courier》《心見のドレイク》《欄干のスパイ》でライブラリーを削って《地底街の密告人》で削り切るとか、《軍勢の集結》トークンを使うとか


《地底街の疫病/Undercity Plague》

プレイヤーのライフと手札とパーマネントを削る暗号。一番重い暗号だけあって撃てばほぼ確実にアドバンテージを稼げる。
パーマネントは対象のプレイヤーが土地も含んだ中から選ぶので悠長。《精神的蒸気》にオマケが付いたと考えたほうが無難。6マナが速く出る暗号デッキなら《精神的蒸気》より優先して入れてもいい


《第6管区のワイト/Wight of Precinct Six》

《ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord》が軽くなって登場。自分の墓地のクリーチャーを数えるのではなく、相手の墓地になった。
ライブラリー破壊のお供に《破壊的な逸脱者》と一緒に入れてもいいし、ライブラリーを破壊してくれるゴルガリ対策に使ってもいい。何れにせよクリーチャーが流行るメタなら使われそうなクリーチャーだ

コメント

ベッティ
ベッティ
2013年2月4日6:52

初めまして。新着一覧から来ました。

日本語版《肉貪り》はエラッタが出てまして、「対象の対戦相手」ではなく、「対象のプレイヤー」に変更されています。ですので、ライフがピンチの時に自分を対象に唱えて、自分がコントロールするクリーチャーを生け贄にライフを得ることも可能です。念の為。

ぐんし
2013年2月4日7:10

対戦相手以外 = 自分 という認識で書きました。
わかりにくくてすみませんm(-_-)m

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