白28枚。

《天駆ける進撃/Aerial Maneuver》

《素早い正義/Swift Justice》が1マナ重くなった代わりに絆魂が飛行になってタフネスが上がった。
ラブニカへの回帰の白のギルド、アゾリウス、セレズニアは何方かと言えば中~低速で絆魂が嬉しかったが、ギルド門侵犯のギルド、オルゾフは強請でライフゲインが得意で、ボロスは高速でライフは必要ない。そしてオルゾフとしては強請クリーチャーを守るためにタフネス修整が必要で、ボロスとしては突破力を上げるために飛行が必要だ。
ギルド門侵犯向きのいい仕様変更だ


《天使の布告/Angelic Edict》

《トロスターニの裁き/Trostani’s Judgment》のような追放除去呪文。
インスタントがソーサリーになったが1マナ軽くなったので強請が使いやすい。エンチャントも追放出来るので対象に困って強請出来ないことも少なくなる


《天使の散兵/Angelic Skirmisher》

各戦闘開始時に何かを選べるクリーチャー。
《冒涜の悪魔/Desecration Demon》は相手に選択肢があったが、《天使の散兵》は自分に選択権がある。基本的に相手に選ばせるより、自分が選ぶほうが強い。
さて《天使の散兵》の選択肢は先制攻撃、警戒、絆魂の3択。どれも強い能力で、状況に応じて最適な物を選択したい。相手ターンに警戒を選ぶメリットは少ないことだけは覚えておこう


《突撃するグリフィン/Assault Griffin》

《セレズニアの歩哨/Selesnya Sentry》が1マナ重くなった代わりに飛行が付いた。回避能力があるだけで突撃しやすくなった。
《セレズニアの歩哨》は再生能力に緑マナを使うのでセレズニア専用な感じがしたが、再生の無い《突撃するグリフィン》は色に縛られず様々な白いデッキで使われる可能性がある


《聖堂の護衛/Basilica Guards》

防衛+強請。防衛デッキの貴重なダメージ源。
壁として使いながら強請するのが一般的で、速いデッキに滅法強い。タフネスが高いのでタダで突破するには難しそうだ。
オルゾフや白いコントロールでよく見るカードとなりそうだ


《盲従/Blind Obedience》

唯一のクリーチャーでない強請カード。エンチャントは比較的場に残りやすい。場持ちの良さから強請デッキでは必須カード。
タップイン能力も速攻を封じたり、ブロッカーを1ターン解鎖にすれば攻撃も通りやすい。
また、エンチャントデッキを組むならフィニッシャーとしても使える。エンチャントで守りを固めて《マナの花/Mana Bloom》で毎ターン強請するとか


《ボロスの精鋭/Boros Elite》

1マナ1/1だが大隊で3/3になる。
1マナ2/1のいる環境で1マナ1/1は厳しいので必ず大隊したい。相手からすると大隊しないと怖くないので、こちらのクリーチャーが少ないと《ボロスの精鋭》は放置されがち。逆に考えると場に残りやすいので、速攻を出して大隊で奇襲しやすいとも言える。そうなれば大隊中最大の修正値が活きてくる


《宮廷通りの住人/Court Street Denizen》

住人サイクル。白はタッパー。
展開しつつブロッカーを寝かせるので速いデッキで優秀。他にコストも要らないので自分も殴って大隊しやすい


《果敢なスカイジェク/Daring Skyjek》

2マナ3/1大隊で飛行。
似たような能力に2マナ3/1警戒の《刷毛履き/Brushstrider》が居たが、タフネスの低さから警戒が活きる場面が少なかった。《果敢なスカイジェク》は大隊で回避能力があるのでタフネスが低くても気にせずに攻撃できる。
大隊できないときはどーする? 攻撃できるなら攻撃して、攻撃できないなら攻撃しないだけだ。それは《刷毛履き》にも重じことが言える


《債務者の演壇/Debtor’s Pulpit》

土地オーラ。白はタッパー。
役割は《戒厳令/Martial Law》と似ていて、土地を使う分《債務者の演壇》の方が重いが、速攻に対応したり、出したターンに使えるというメリットが有る。
何方もメリットデメリットがあるが、エンチャントを並べるデッキで両方使えば隙が無くなる


《従順なスラル/Dutiful Thrull》

オルゾフの1マナ1/1再生持ち。
ゴルガリがtire1になったのは《ロッテスのトロール》の再生が要因の一つ。同様に除去耐性のある《従順なスラル》はオルゾフのブロッカー、黒ボロスの大隊要員として活躍できそうだ


《前線の衛生兵/Frontline Medic》

3マナ3/3。シングルシンボルとしては強い。大隊すれば破壊されないのでブロッカーを気にせずに攻撃できて強い。
そして強いのがX呪文を打ち消す能力。X呪文を挙げると
《中略/Syncopate》
《通りのひきつけ/Street Spasm》
《マナの花/Mana Bloom》
《スライム成形/Slime Molding》
《世紀の実験/Epic Experiment》
《ラクドスの復活/Rakdos’s Return》
《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》
《交通渋滞/Gridlock》
《殺意の凝視/Killing Glare》
《オレリアの憤怒/Aurelia’s Fury》
《一族の誇示/Clan Defiance》
《精神削り/Mind Grind》
《雨雲を泳ぐもの/Nimbus Swimmer》
《生体材料の突然変異/Biomass Mutation》
《不死の隷従/Immortal Servitude》
フィニッシャーがズラリと並んでいる。これらを打ち消せる《前線の衛生兵》は強い。仮に打ち消せないとしてもX呪文のXを3減らすだけでも強い。
また、X呪文はX=0でもXを含んでいるので打ち消せる。《マナの花》《殺意の凝視》をX=0で使うこともあるので注意。
また、土地をフルタップしても3マナ残している可能性もあるので、Xの値と残りのマナ数には注意


《正義の勇者ギデオン/Gideon, Champion of Justice》

白単のプレインズウォーカーが登場。
+1能力は対戦相手のクリーチャーの数だけ忠誠カウンターが増える。忠誠カウンターを多く増やすには相手クリーチャーが並んでいる必要がある。そのままだとフォグにしかならないのでブロッカーを用意して他の能力に繋げたい。
±0能力はクリーチャー化。マナ能力のないマナの掛からない無敵の魔鍵として使える。忠誠値によってP/Tが変動するので、相手のクリーチャーが居ない状態で忠誠値を維持したい。全体除去で場を流しながら彼が攻撃するのが理想だ。
-15能力は《ギデオン》以外のパーマネント追放。膠着状態で+1能力を連打して忠誠値を増やし、場を流してからクリーチャーを展開するか、彼に任せてもいい。
以上、《ギデオン》は強いので白使いなら必ずデッキに入れよう


《門なしの守護者/Guardian of the Gateless》

全てのクリーチャーをブロック出来る凄いブロッカー。
しかもブロックした数だけ+1/+1なので実質4/4以上。パワー1以下のクリーチャーが攻撃する意味が無くなる。
小型クリーチャーを並べるデッキ《軍勢の集結》とかの対策として使われそうだ


《ギルド嘲笑いの護法印/Guildscorn Ward》

ラブニカへの回帰ブロックには例外を除いて各ギルド17枚の多色カードがある。総計169枚の多色カードと、居住を除いて多色以外のカードから出る1種類の多色トークンを含めて170種類の多色カードがある。
そして多色化する魔鍵が各ギルド1枚づつ。総合計180種類の多色カードが存在している。全体の1/3が多色という訳だ。
そして多色は強いので構築でよく使われる。そう考えると1/3よりもっと多い量の多色が使われている訳だ。
そしてそして土地カードが全体の4割を以上を占めているので、多色は残り6割の内の1/3以上を占めている訳だ。
そして《ギルド嘲笑いの護法印》は多色に強い。環境に多い多色対策としてよく使われそうだ


《門の維持/Hold the Gates》

ついに門の数を参照するカードが登場!
前環境では門はサーチされる位しかメリットが無く、劣化ギルド土地として渋々デッキに入れられていた。しかし《門の維持》の登場で上下関係は再構成される。これからは門を積極的に採用するデッキも増えそうだ。
そして《門の維持》は門の数だけ全体タフネス強化と警戒。守りを固めるオルゾフや、アタッカーのタフネスの低さを補う為にボロス等のデッキで使われそうだ。
ちなみに門はなくても警戒は付くので、無理に色を増やしてまで門を使う必要はない


《聖なるマントル/Holy Mantle》

あらゆるブロッカーをすり抜ける最強の能力、プロテクション(クリーチャー)。オーラデッキのエンドカード


《債務の騎士/Knight of Obligation》

警戒+強請。
攻撃しつつブロックできる警戒と、相手ライフを削りながら自分のライフを増やす強請。類似した能力ゆえに相乗効果も大きいということ。オルゾフの必須クリーチャーだ


《騎士の見張り/Knight Watch》

《騎士の勇気/Knightly Valor》がオーラからソーサリーにアップデート。
《騎士の勇気》は強いオーラだったが、プレイ時を狙われたり、そもそもエンチャント先が居ないという事態もよくあった。《騎士の見張り》はその欠点を全て克服したソーサリーとなった。
大隊や進化と相性もいい。オーラより使われそうな良いソーサリーだ


《発光の始源体/Luminate Primordial》

各色に存在する始源体サイクル。白の始源体は警戒とクリーチャー追放。
白の7マナには《静穏の天使》という環境を支配するクリーチャーが居たが、《発光の始源体》はそれと似た追放能力があるので期待できる。
もっと言うと静穏ループを止めるには《発光の始源体》が必要不可欠だ


《殺人の捜査/Murder Investigation》

エンチャントされたクリーチャーが死亡すると捜査する兵士トークンが出てくる。エンチャントした人が犯人だと思うよ。
パワー依存なのでチャンプブロッカーに付けても効果は薄いので、パワーが高いクリーチャーに付けたい。勝手に死んでくれる《火花の強兵》なんか最適。《地底街の密告人/Undercity Informer》の生贄として使うのも面白そう


《航行隊の猛士/Nav Squad Commandos》

大隊でアンタップする。
実質的な警戒だが、大隊は攻撃することで誘発するので、攻撃戦時に意味のある常在型能力である警戒を得ても意味は無い。よってアンタップという記述になったのだろう。
警戒とアンタップに大きな違いは無い。しかし、アンタップを封じるエンチャント《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp》を付けられた場合はアンタップの方が有利。そもそも警戒に《麻痺の掌握》がエンチャントされることは無いので比べるのも変かもしれないが、他のクリーチャーを《麻痺の掌握》から守れる分《航行隊の猛士》の方が有利と言える


《正義の突撃/Righteous Charge》

白いオーバーラン《正義の突撃》。
セレズニアのオーバーラン《集団的祝福/Collective Blessing》の半分のマナで使えるのがすごい。
ウィニーやトークンのエンドカードとしてよく使われそうだ


《守られた道/Shielded Passage》

クリーチャー限定の完全ガード。
火力から守ったり戦闘ダメージから守ったり、1マナインスタントとしては使い勝手が良さそう。
似たようなインスタントに《巨大化》があるが、《守られた道》は接死から守ったり《力線の幻影/Leyline Phantom》を場に留めたりできる


《強打/Smite》

1マナのインスタント除去。条件はブロックされていること。つまり攻撃クリーチャーしか除去できない。
ブロッカーさえ用意出来れば軽くて強い除去なので、強請ブロッカーを並べるオルゾフや、大隊出来なくて攻撃できないボロスで使える場面が多そう。
ちなみにブロックしているクリーチャーを除去しても、ブロックされているクリーチャーは依然としてブロックされている状態である。《強打》スタック除去は意味が無い


《徴税理事/Syndic of Tithes》

強請熊。
序盤に速攻で削って終盤に強請で削り切るオルゾフの戦術にマッチしたクリーチャー


《都邑の庇護者/Urbis Protector》

6マナ1/1だがCIPで4/4飛行の天使トークンが出る。
少々重いが、居住と組み合わせるなら使う価値はありそう。
また《虚無渡り/Voidwalk》とコンボすれば、天使トークンが暗号で毎ターン天使トークンを増やせる


《ザリーチ虎/Zarichi Tiger》

前環境のライフゲイン・クリーチャーの中で最も使われたのは…当然《死儀礼のシャーマン》。
しかし墓地対策されるとライフゲインが難しく、そもそも緑マナの無いデッキではライフゲインすら出来なかった。
そこで《ザリーチ虎》なら墓地対策は関係ないし、白マナの無いデッキでは使われないので必ずライフゲイン出来るぞ

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