イゼット17枚。

《薬術師の計略/Chemister’s Trick》
                 オーバーロード
イゼットのギルド能力は超過。通常のマナコストの代わりに超過コストを支払って唱えることで、"target"を"each"に変える能力。英語ならこの説明で分かるが、直訳すると分かりにくいので、日本語では長い注訳文になっている。ここまで詳細に書かれると括弧書きする必要はなさそうだが。

さて、《薬術師の計略》はパワー弱体化と強制攻撃。コンバットトリックとして使うだけなら《圧縮/Downsize》のサイズダウン版なので、攻撃強制を活かしたい。膠着状態が起こりやすいメタなら《薬術師の計略》がよく使われそうだ


《対抗変転/Counterflux》

打ち消されないシリーズ。イゼットは打ち消されないカウンター。
イゼットに限っては《取り消し/Cancel》の上位互換。イゼットでよく使われるカウンターとなりそうだ。
一応超過もあるが、RTR環境で複数の呪文がスタックに積まれることは稀。《世紀の実験/Epic Experiment》くらいだが、《世紀の実験》を打ち消してしまえば問題ない。無理に超過を狙って打ち消されない呪文がめくれたら大変だ


《世紀の実験/Epic Experiment》

インスタントとソーサリーをたくさん唱えられる。
マナコストは支払えないので超過出来ないし、X=0なので《世紀の実験》が連鎖することもない。
また、イゼット呪文だけで相手のライフを削り切ることは難しいので、トークンを出すセレズニア呪文や、手札を削るラクドス呪文を仕込んでおくのが良さそうだ。
まあ《どぶ潜み/Guttersnipe》がいれば何でもいいけど


《本質の反発/Essence Backlash》

生物限定のカウンター+直接火力。
ダメージがパワー参照なので相手のフィニッシャーに使いたい。サイズの小さい生物は火力で焼けるので《本質の反発》はトドメに残しておこう。
なお、パワーが*の呪文にもよく効くが、解鎖にはやや効果が薄い。でも1点なら誤差の範囲内かな


《火想者の予見/Firemind’s Foresight》

3枚ものインスタントをサーチできる。
サーチ対象のマナコストは1~3と小さいが、イゼットには超過がある。マナコスト以上の効果が期待できるぞ。
ちなみにサーチ対象は以下の通り。シルバーバレット用に全部ピン刺ししておくのも面白そうだ
3マナインスタント
《報復の矢/Avenging Arrow》
《根生まれの防衛/Rootborn Defenses》
《取り消し/Cancel》
《滅殺の火/Annihilating Fire》
《空中捕食/Aerial Predation》
《穴開け三昧/Auger Spree》
《共有の絆/Common Bond》
《対抗変転/Counterflux》超過
《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》

2マナインスタント
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》超過
《究極の価格/Ultimate Price》
《ドルイドの講話/Druid’s Deliverance》
《蛮族の血気/Savage Surge》
《突然の衰微/Abrupt Decay》
《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
《薬術師の計略/Chemister’s Trick》
《劇的な救出/Dramatic Rescue》
《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》
《忌まわしい回収/Grisly Salvage》
《勇士の再会/Heroes’ Reunion》
《イゼットの魔除け/Izzet Charm》
《ラクドスの魔除け/Rakdos Charm》
《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm》
《隔離する成長/Sundering Growth》

1マナ
《素早い正義/Swift Justice》
《暴突風/Blustersquall》超過
《払拭/Dispel》
《圧縮/Downsize》超過
《ミジウムの外皮/Mizzium Skin》超過
《中略/Syncopate》
《死体焼却/Cremate》
《馬力充電/Dynacharge》超過
《電謀/Electrickery》超過
《通りのひきつけ/Street Spasm》超過
《巨大化/Giant Growth》



   ゴブリン・エレクトロマンサー
《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》

インスタントとソーサリーが軽くなるイゼットのマナ加速。超過コストも減るし、X呪文も強化してくれる。イゼットには必須クリーチャーだ


   ハイパーソニック・ドラゴン
《超音速のドラゴン/Hypersonic Dragon》

ソーサリーを超音速で唱えられるドラゴン。
ソーサリーは使用タイミングが限定されているだけに強力な効果が多い。《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars》+超過、《ラクドスの復活/Rakdos’s Return》などをターン終了時やドローステップに使えるだけでも十分だ。
もしソーサリーを使わなくても、このドラゴンは4/4飛行速攻。これだけでフィニッシャーとしては十分な性能だ


《イゼットの魔除け/Izzet Charm》

魔除けサイクル、イゼット版。
    スペルピアス
壱、非生物打消。強い。クリーチャーデッキには効かないので次の能力を使おう。
     ショック
弐、生物限定二点火力。強い。硬い生物には効かないので次の能力を使おう。
    ルーティング
参、手札交換。強い。上の2モードが使えないなら解決策を探そう


    イゼット・スタティキャスター
《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》

瞬速速攻ティム。強い。
同名カードにもダメージが飛ぶのでトークンを並べられても安心。タフネス1は環境に少ないが《イゼットの静電術師》が複数体並べば場を制圧できそうだ。自分の同名クリーチャーにもダメージが来るのでミラーマッチでは注意。
ちなみにプレイヤーにはダメージが飛ばせない。もし飛ばせたら同じ名前の対戦相手に使えないから仕方ないよね

     ファーマシスト
《気紛れな薬術師/Mercurial Chemister》

青タップで2ドロー!強い。
赤タップと手札1枚でクリーチャー除去。強い。超過とX呪文と相性が悪いが気にするほどではない。
基本的な使い方は上の能力でアドバンテージを稼ぎ、下の能力でコントロールするといった感じか。維持できれば勝ちまで見えるな


        イゼット・ギルドメイジ
《ニヴィックスのギルド魔道士/Nivix Guildmage》

イゼットのギルド魔道士。
1つ目の能力はルーティング。余ったマナを有効利用できて便利。
2つ目の能力は呪文コピー。類似した能力に超過があるが、あちらは全体化で、こちらは対象に2倍の効果を与えられる。
何にせよ選択肢が増えるのは嬉しい。イゼットでよく使われるギルド魔道士となりそうだ


 ドラコジーニアス
《竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius》

イゼットの伝説のクリーチャーは竜英傑。
5/5飛行、好奇心、ティムと脅威の性能。流石は竜英傑


《瞬間移動門/Teleportal》

イゼットのオーバーラン。
イゼットはクリーチャーが少ない印象を受けるが、2/2程度の優秀なクリーチャーが揃っている。2/2を並べて《瞬間移動門》をオーバーロードして勝ちだ。
セレズニアの力を借りてトークンを並べてオーバーロードするのも面白そう


《思考閃光/Thoughtflare》

《霊感/Inspiration》と《イゼットの魔除け》を合わせたら青1マナ軽くなった。
アドバンテージを取れるカードはそれだけで強いし、ゴルガリと組んで墓地利用してみてもいい。エンド時によく使われるカードとなりそうだ


  ヴリスター・コイル・ウィアード
《膨れコイルの奇魔/Blistercoil Weird》

1マナ混色クリーチャーサイクル。インスタントかソーサリーを使うたび+1/+1とアンタップ。
自分のターンに除去を使うタイプのビートで強化して殴ってもいいし、相手ターンでカウンターを使うコントロールのブロッカーとしてもいい。それならアンタップも活かせる。
色々なデッキで使われそうなクリーチャーだ


   フロストバーン
《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird》

2マナでタフネス4の優秀な壁。
防衛は無いので防衛デッキで使えないが、防衛が無くてパワーも上がるので攻撃用にも使える。序盤から終盤まで活躍できそうだ


   ニヴメイガスエレメンタル
《ニヴメイガスの精霊/Nivmagus Elemental》

インスタントかソーサリーを+1/+1カウンター2つに変換できるクリーチャー。
全ての呪文に補強2が付くと考えるだけでも強そうだ。また、立ち消えや打ち消されそうな呪文をカウンターに変換すればアドバンテージを失わないし、打ち消されない呪文もカウンターにできる。間違えて《至高の評決》を使ってしまっても安全だ。
《世紀の実験》や《ニヴィックスのギルド魔道士》で大量にカウンターを貯めるコンボも使ってみたい

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