MOのM13プレリは7/27開始ですが、MOでM13のカードを使えるようになるのは7/26のメンテ明けからのはずです。よって、M13の再録カードがスタンで使えるのは7/25からです。
つまり、《機知の戦い》を先行して使える期間が存在します。バベルでDEやTNMOに出るにはこの期間はチャンスですね。
自分も、たまたま7/25~休みなのでDEとTNMOにも参加予定です。


~リミテバベルのススメ⑤~
「ライブラリーアウト」

今回はリミテバベルの弱点と対策を紹介します。

■「弱点と対策」

◇《消去/Erase》

エンチャントを追放するインスタント。
《機知の戦い》はエンチャントなので《消去》の対象となる。しかも追放なので《不死の霊薬/Elixir of Immortality》 で再利用もできない。

使われるとほぼ負けてしまうが、幸いな事にメインで使われるカードではない。1gameでこのカードを対策する必要はなさそうだ。ドラフトなら積極的にカットしておきたい


◇《忘却の輪/Oblivion Ring》

パーマネントを追放するエンチャント。
《機知の戦い》はパーマネントなので《忘却の輪》の対象となる。しかも追放なので《不死の霊薬》 で再利用もできない。
メイン採用率も高く、ドラフトでも初手級なので対策が必要となる。
対策としてはエンチャント除去をデッキにいれておくこと。ドラフトなら《消去》を積極的にカットしておきたい


◇《テューンの戦僧/War Priest of Thune》

CIPでエンチャントを破壊するクリーチャー。
サイズ的に2マナ2/2でメインで使われるレベル。対策も打ち消すくらい。
CIPは無視して普通にクロックとして使うことも多いが、バベル相手には温存するはずだ。
だが逆に展開が遅れるので、7ターン目に《本質の散乱/Essence Scatter》を構えて《機知の戦い》がプレイ出来る


◇《記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept》

ライブラリーを10枚も削るプレインズウォーカー。
デッキ枚数を切り詰めるバベルにとってデッキ破壊は天敵。
対策としてデッキ枚数を増やすことが考えられるが、デッキ破壊以外の勝率が落ちるのでオススメは出来ない。《不死の霊薬》でライブラリーを修復するのが一番だろう。
もっとも《ジェイス》は神話レアなので出現率は低い。出されたら諦めるくらいに考えても良さそうだ


◇《精神刻み/Mind Sculpt》

ライブラリーを7枚も削るソーサリー。
デッキ枚数を切り詰めるバベルにとってデッキ破壊は天敵。
だが《精神刻み》はライブラリーアウトデッキ以外で使われるのは稀だろう。ドラフトならカット推奨


◇《否認/Negate》

《機知の戦い》を手札から唱える以外に戦場に出す手段は無いので打ち消しも弱点のひとつ。《否認》はメインで使われることも多そうだ。
だがカウンターはマナを浮かせる必要があるのでキルターンが伸びやすい。《強迫/Duress》や、こちらの《否認》が十分間に合う


◇《巻き直し/Rewind》

4マナと重いが、クリーチャーも打ち消せるので《否認》よりは使われそうだ。
だが、やはりカウンター。手札破壊やカウンターが間に合う


◇《強迫/Duress》


《機知の戦い》をピンポイントに狙う手札破壊。採用率は高め。
1マナと軽く対策が難しいが、手札にしか干渉できない。《索引》で見つけた《機知の戦い》はプレイできるターンに引くように積み込みを


◇《精神腐敗/Mind Rot》

手札破壊。採用率は高め。
4回マリガンした先攻だと手札が2枚以下になるので、《機知の戦い》を捨てることになってしまう。
だが、やはりソーサリー手札破壊。トップデッキした《機知の戦い》には敵わない


◇《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats》

CIP手札破壊。採用率はかなり高そう。
1体だけなら問題ないが複数体出されると《機知の戦い》をディスカードする危険が上がる。
ただしクロックは低いので、手札枚数を維持しながら戦えば大丈夫なはず


◇《シミアの死霊/Shimian Specter》

戦闘ダメージを与えると手札と墓地とライブラリーから《機知の戦い》を追放する凶悪スペクター。
一度攻撃が通ってしまうとほぼ負けだが、手札に無ければ問題ないし、ブロックも出来るし、クリーチャーなので除去もしやすい。4マナと重いので、先攻なら返しのターンで《機知の戦い》を出せてしまう。
それほど気にするクリーチャーでもなさそうだ


◇《血の署名/Sign in Blood》

ライブラリーを2枚も削るソーサリー。
削る枚数は少ないが、《血の署名》はコモンで採用率も高いのが問題。カットも間に合わないレベル。
《血の署名》対策としてデッキ枚数を2枚以上多くしておくのが良さそうだ


◇《酸のスライム/Acidic Slime》

CIPで《機知の戦い》破壊。
初手級で緑なら必ず採用されるクリーチャー。《ムウォンヴーリーの獣記し/Mwonvuli Beast Tracker》でサーチされるので登場率も高め。
対策は《テューンの戦僧》と同じくカウンターするくらい。《ムウォンヴーリーの獣記し》経由なら《精神刻み》で対抗できる


◇《帰化/Naturalize》

《機知の戦い》を破壊するインスタント。
《消去》はメインで使われることは少なかったが、装備品の多い環境でメイン《帰化》は当然。
やはり手札破壊かカウンターが必須となりそうだ


◇《狂乱病の砂/Sands of Delirium》

ライブラリーを削るアーティファクト。
回りだすと止まらないが、初動が遅く《帰化》で割りやすい。初手級でも無いので余裕でカットできる。
ライブラリーを切り詰め過ぎると、5ターン目に出てきて2枚削られるだけでも負けるのでデッキ枚数には余裕をもっておいた方が良さそうだ


■「まとめ」

バベル対策カードは多いですが、プレイングでどうにでもなることが分かりました。
特にドラフトならライブラリー破壊をカットすることで勝率も上がります。
またライブラリー破壊を集めておけば、2戦目からはライブラリーアウトが組めます。元々守るカードを集めていて、エンチャント対策を躱せる強力なライブラリーアウトデッキが組めそうです。


次回は機会があれば実践編になります。

次回~リミテバベルのススメ⑥~
「未定」

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