ブロック構築的アヴァシンの帰還考察⑪
2012年5月12日 ブロック構築多色3枚。アーティファクト14枚。
◇《雪花石を率いる者、ブルーナ/Bruna, Light of Alabaster》★☆☆☆☆
青い伝説の天使。
戦闘時にオーラを収集する能力を持っている。それで、ISDブロックのエンチャント(クリーチャー)はと言うと
しかし、相手の強化オーラを奪える点は優秀。青赤オーラビートのメタカードとして使われそうだ
◇《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight》★★★★☆
赤い伝説の天使。
対戦相手と対戦相手のパーマネントに《流血の呪い/Curse of Bloodletting》。貴方と貴方のパーマネントへのダメージ半減と、ゲームに大きな影響を与える。
攻撃面でも実質パワー10。2回殴れば勝てるし、他のクリーチャーのパワーも2倍。火力ダメージも2倍。速やかにゲームを終了させられそうだ。
防御面でも実質タフネス10。相手のクリーチャーのパワーも半分。火力ダメージも半分。《ギセラ》がいるだけで、ダメージで負けることは早々無いだろう。特に1点ダメージは完全に軽減できる。トークンや《地獄乗り》の攻撃をシャットアウトできる。
現在のトップメタのビートダウン全般に強いので、7マナ出る中~低速デッキでよく使われそうだ
◇《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》★★★☆☆
緑の伝説の天使。
5/5飛行という優秀なP/Tに加えて、呪禁と生贄封じ能力によって除去耐性が高い。
生贄を強いる能力はと言うと
◇《天使の墳墓/Angel’s Tomb》☆☆☆☆☆
天使になるアーティファクト。これは強い。
まず3/3飛行が強い。
次にソーサリー除去が効かないのが強い。
毎ターンクリーチャーを出す必要があるが、トークンを出すプレインズウォーカー《情け知らずのガラク》と《ヴェールの呪いのガラク》がいるので問題はなさそうだ。
ブロッカーとして使うのは難しそうだが、明滅すればブロック出来るし、その後全体除去を撃たれても明滅で回避出来る。明滅と一番相性のいいカードとも言えそうだ。
このように《天使の墳墓》は今までのクリーチャーの常識を覆すクリーチャー。《天使の墳墓》を使った全く新しいタイプのデッキが生まれそうだ
◇《天使の武装/Angelic Armaments》★★☆☆☆
《奉仕へのいざない》の装備品。黒いクリーチャーも天使になれる。
が、それよりも注目すべき点は、パワーとタフネスが上がって回避能力が付くこと。これら3つの条件を満たす装備品は《天使の武装》が唯一だ。
装備品デッキではよく見る装備品となりそうだし、もしかしたら《聖トラフトの霊》とかが使われるかもしれない
◇《刃の篭手/Bladed Bracers》★☆☆☆☆
これまでの装備品は人間だけに追加効果があったが、《刃の篭手》は天使にもボーナスがある。
人間天使デッキを使うなら《刃の篭手》が最も使い易い装備品だろう
◇《妖術師の衣装部屋/Conjurer’s Closet》☆☆☆☆☆
毎ターン使える明滅。
インスタントで使えないが、明滅が強いことには変わり無い。CIPを使い回すデッキでよく使われそうだ。
明滅が終了ステップの開始時なので、「ターン終了時まで」能力には注意。
例えば《士気溢れる徴集兵》を明滅する意味は薄いが、《士気溢れる徴集兵》で奪ったクリーチャーは明滅する意味がある
◇《ヤナギの丘の絞首台/Gallows at Willow Hill》☆☆☆☆☆
人間デッキ専用の使い回しできる確定除去。
除去した後でスピリットが残ってしまうが、1/1程度なら問題は無い。逆に単騎デッキ相手ならスピリットを残すことに意味がある。
お互いにトークンが並ぶような膠着状態で使ってもクリーチャーの数が減らないが、出てくるスピリットは回避能力があるので膠着状態を突破できそうだ
◇《憑依された護衛/Haunted Guardian》☆☆☆☆☆
どの色でも使える優秀な壁。
《幽体の乗り手/Spectral Rider》
《名門のグール/Highborn Ghoul》
《常なる狼/Immerwolf》
これら威嚇を止めるのに最適
◇《月銀の槍/Moonsilver Spear》☆☆☆☆☆
装備して攻撃するだけで天使トークン。
伝説の装備品と違って攻撃を通す必要は無いので、適当なクリーチャーに装備して殴ればOK。
攻撃した生物が戦闘で死んでも、天使トークンと《月銀の槍》は残るので、次からは天使トークンに装備して殴ればOK。
1枚で勝てるカードは強い
◇《ナースタードの潰し屋/Narstad Scrapper》☆☆☆☆☆
無色5マナのアタッカーが登場!
これまでの無色5マナクリーチャーは防御向きのカードが多かったが、《ナースタードの潰し屋》はマナがある限りパワーの上がる超攻撃向きクリーチャーだ。
無色土地を沢山使う多色デッキとかのアタッカーとして使えそうだ
◇《別世界の大地図/Otherworld Atlas》☆☆☆☆☆
恒久的なドローエンジンが登場!
手札を使い切る速攻デッキやコンボデッキ、ターボフォグ等でよく使われそうだ。
ちなみにライブラリーアウトを狙うなら蓄積カウンターを5~6個貯めてからドローすると効率的だが、2枚目以降の《別世界の大地図》を引くことを考慮してドローを優先させた方がいいかもしれない
◇《アヴァシンの巻物/Scroll of Avacyn》☆☆☆☆☆
軽いライフ回復アーティファクト。
設置と起動にマナが分かれていて、余ったマナを使えるのでテンポを崩さずライフ回復ができる。天使デッキのビート対策として使えそうだ。
また、インスタントタイミングで使えるドローなので、奇跡を狙っても良さそうだ
◇《グリセルブランドの巻物/Scroll of Griselbrand》☆☆☆☆☆
軽い手札破壊アーティファクト。
フラッシュバックなどの墓地利用の多い環境で手札破壊というアーキタイプは存在しなかったが、インスタントタイミングで使える手札破壊なら、手札を0にした後、ドロー・ステップで起動すればロックできる。
ただし奇跡には勝てない。黒だから仕方ないが
◇《拷問者の三叉矛/Tormentor’s Trident》☆☆☆☆☆
《銀の象眼の短刀/Silver-Inlaid Dagger》《肉屋の包丁/Butcher’s Cleaver》と同じパワー修整だが、タイプを選ばなくなった。
人間以外のトークンデッキで使われそうな装備品だ
◇《先兵の盾/Vanguard’s Shield》☆☆☆☆☆
タフネスを増やす珍しい装備品。
火力の強い環境でタフネス強化は役立つ場面が多い。特にP/Tの低い結魂クリーチャーに装備させると安定感が増す
◇《終わりなき休息の器/Vessel of Endless Rest》★★★★★
ナニコレ?
まずCIPで墓地対策。効率は悪いがどの色でも使える墓地対策は強い。特に赤緑では墓地に触れることが出来なかったが、これからは色の概念なく墓地対策できてしまう。
次にタップで好きな色マナが出てしまう。これまでのマナ加速と言えば、一部のクリーチャーがタップして生み出される指定された色のマナだったり、クリーチャーを犠牲にして得られる土地や一時的なマナだったり、墓地のカードにしか使えない制限のあるマナだった。
しかし《終わりなき休息の器》は、何の制限も召喚酔いも生贄も必要のない好きな色のマナ。これは一体どういうことなんだ!?
ともあれ、これまでのマナ加速より《終わりなき休息の器》が強いことは明らか。多色デッキでは必須カードだ
◇《雪花石を率いる者、ブルーナ/Bruna, Light of Alabaster》★☆☆☆☆
青い伝説の天使。
戦闘時にオーラを収集する能力を持っている。それで、ISDブロックのエンチャント(クリーチャー)はと言うと
《信仰の縛め/Bonds of Faith》と重くて強いオーラもなく、5/5飛行警戒の《ブルーナ》だけで強いので、自分でオーラを使う必要もない。強いて言うなら《不浄の契約》で永久帰還をするくらいか。
《幽霊の憑依/Ghostly Possession》
《罪の重責/Burden of Guilt》
《奉仕へのいざない/Call to Serve》
《指揮官の威厳/Commander’s Authority》
《呪い破り/Cursebreak》
《閉所恐怖症/Claustrophobia》
《好奇心/Curiosity》
《感覚の剥奪/Sensory Deprivation》
《幽体の飛行/Spectral Flight》
《恐ろしい憑依/Ghastly Haunting》
《同族の呼び声/Call to the Kindred》
《スキフサングの詠唱/Chant of the Skifsang》
《幽霊の接触/Ghostly Touch》
《無限反射/Infinite Reflection》
《幽体の牢獄/Spectral Prison》
《魂運び/Spirit Away》
《死の重み/Dead Weight》
《陰惨な醜さ/Gruesome Deformity》
《骸骨の渋面/Skeletal Grimace》
《悪意に満ちた影/Spiteful Shadows》
《腐肉化/Ghoulflesh》
《捕食者の計略/Predator’s Gambit》
《不浄の契約/Unhallowed Pact》
《噛み傷への興奮/Furor of the Bitten》
《ファルケンラスの鉤爪/Talons of Falkenrath》
《二重詠唱/Dual Casting》
《火の装い/Guise of Fire》
《稲妻の勇気/Lightning Prowess》
《悪だくみ/Malicious Intent》
《霊の花輪/Wreath of Geists》
《森林の好意/Favor of the Woods》
《接地/Grounded》
しかし、相手の強化オーラを奪える点は優秀。青赤オーラビートのメタカードとして使われそうだ
◇《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight》★★★★☆
赤い伝説の天使。
対戦相手と対戦相手のパーマネントに《流血の呪い/Curse of Bloodletting》。貴方と貴方のパーマネントへのダメージ半減と、ゲームに大きな影響を与える。
攻撃面でも実質パワー10。2回殴れば勝てるし、他のクリーチャーのパワーも2倍。火力ダメージも2倍。速やかにゲームを終了させられそうだ。
防御面でも実質タフネス10。相手のクリーチャーのパワーも半分。火力ダメージも半分。《ギセラ》がいるだけで、ダメージで負けることは早々無いだろう。特に1点ダメージは完全に軽減できる。トークンや《地獄乗り》の攻撃をシャットアウトできる。
現在のトップメタのビートダウン全般に強いので、7マナ出る中~低速デッキでよく使われそうだ
◇《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》★★★☆☆
緑の伝説の天使。
5/5飛行という優秀なP/Tに加えて、呪禁と生贄封じ能力によって除去耐性が高い。
生贄を強いる能力はと言うと
《飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger》種類は少ないが、採用率の高い黒除去を躱せるのは強い。白緑の各種デッキでよく使われそうだ
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
《血のやりとり/Barter in Blood》
《墓の入れ替え/Grave Exchange》
《殺戮の波/Killing Wave》
《破滅の儀式/Rite of Ruin》
《不和の暴君/Tyrant of Discord》
◇《天使の墳墓/Angel’s Tomb》☆☆☆☆☆
天使になるアーティファクト。これは強い。
まず3/3飛行が強い。
次にソーサリー除去が効かないのが強い。
毎ターンクリーチャーを出す必要があるが、トークンを出すプレインズウォーカー《情け知らずのガラク》と《ヴェールの呪いのガラク》がいるので問題はなさそうだ。
ブロッカーとして使うのは難しそうだが、明滅すればブロック出来るし、その後全体除去を撃たれても明滅で回避出来る。明滅と一番相性のいいカードとも言えそうだ。
このように《天使の墳墓》は今までのクリーチャーの常識を覆すクリーチャー。《天使の墳墓》を使った全く新しいタイプのデッキが生まれそうだ
◇《天使の武装/Angelic Armaments》★★☆☆☆
《奉仕へのいざない》の装備品。黒いクリーチャーも天使になれる。
が、それよりも注目すべき点は、パワーとタフネスが上がって回避能力が付くこと。これら3つの条件を満たす装備品は《天使の武装》が唯一だ。
装備品デッキではよく見る装備品となりそうだし、もしかしたら《聖トラフトの霊》とかが使われるかもしれない
◇《刃の篭手/Bladed Bracers》★☆☆☆☆
これまでの装備品は人間だけに追加効果があったが、《刃の篭手》は天使にもボーナスがある。
人間天使デッキを使うなら《刃の篭手》が最も使い易い装備品だろう
◇《妖術師の衣装部屋/Conjurer’s Closet》☆☆☆☆☆
毎ターン使える明滅。
インスタントで使えないが、明滅が強いことには変わり無い。CIPを使い回すデッキでよく使われそうだ。
明滅が終了ステップの開始時なので、「ターン終了時まで」能力には注意。
例えば《士気溢れる徴集兵》を明滅する意味は薄いが、《士気溢れる徴集兵》で奪ったクリーチャーは明滅する意味がある
◇《ヤナギの丘の絞首台/Gallows at Willow Hill》☆☆☆☆☆
人間デッキ専用の使い回しできる確定除去。
除去した後でスピリットが残ってしまうが、1/1程度なら問題は無い。逆に単騎デッキ相手ならスピリットを残すことに意味がある。
お互いにトークンが並ぶような膠着状態で使ってもクリーチャーの数が減らないが、出てくるスピリットは回避能力があるので膠着状態を突破できそうだ
◇《憑依された護衛/Haunted Guardian》☆☆☆☆☆
どの色でも使える優秀な壁。
《幽体の乗り手/Spectral Rider》
《名門のグール/Highborn Ghoul》
《常なる狼/Immerwolf》
これら威嚇を止めるのに最適
◇《月銀の槍/Moonsilver Spear》☆☆☆☆☆
装備して攻撃するだけで天使トークン。
伝説の装備品と違って攻撃を通す必要は無いので、適当なクリーチャーに装備して殴ればOK。
攻撃した生物が戦闘で死んでも、天使トークンと《月銀の槍》は残るので、次からは天使トークンに装備して殴ればOK。
1枚で勝てるカードは強い
◇《ナースタードの潰し屋/Narstad Scrapper》☆☆☆☆☆
無色5マナのアタッカーが登場!
これまでの無色5マナクリーチャーは防御向きのカードが多かったが、《ナースタードの潰し屋》はマナがある限りパワーの上がる超攻撃向きクリーチャーだ。
無色土地を沢山使う多色デッキとかのアタッカーとして使えそうだ
◇《別世界の大地図/Otherworld Atlas》☆☆☆☆☆
恒久的なドローエンジンが登場!
手札を使い切る速攻デッキやコンボデッキ、ターボフォグ等でよく使われそうだ。
ちなみにライブラリーアウトを狙うなら蓄積カウンターを5~6個貯めてからドローすると効率的だが、2枚目以降の《別世界の大地図》を引くことを考慮してドローを優先させた方がいいかもしれない
◇《アヴァシンの巻物/Scroll of Avacyn》☆☆☆☆☆
軽いライフ回復アーティファクト。
設置と起動にマナが分かれていて、余ったマナを使えるのでテンポを崩さずライフ回復ができる。天使デッキのビート対策として使えそうだ。
また、インスタントタイミングで使えるドローなので、奇跡を狙っても良さそうだ
◇《グリセルブランドの巻物/Scroll of Griselbrand》☆☆☆☆☆
軽い手札破壊アーティファクト。
フラッシュバックなどの墓地利用の多い環境で手札破壊というアーキタイプは存在しなかったが、インスタントタイミングで使える手札破壊なら、手札を0にした後、ドロー・ステップで起動すればロックできる。
ただし奇跡には勝てない。黒だから仕方ないが
◇《拷問者の三叉矛/Tormentor’s Trident》☆☆☆☆☆
《銀の象眼の短刀/Silver-Inlaid Dagger》《肉屋の包丁/Butcher’s Cleaver》と同じパワー修整だが、タイプを選ばなくなった。
人間以外のトークンデッキで使われそうな装備品だ
◇《先兵の盾/Vanguard’s Shield》☆☆☆☆☆
タフネスを増やす珍しい装備品。
火力の強い環境でタフネス強化は役立つ場面が多い。特にP/Tの低い結魂クリーチャーに装備させると安定感が増す
◇《終わりなき休息の器/Vessel of Endless Rest》★★★★★
ナニコレ?
まずCIPで墓地対策。効率は悪いがどの色でも使える墓地対策は強い。特に赤緑では墓地に触れることが出来なかったが、これからは色の概念なく墓地対策できてしまう。
次にタップで好きな色マナが出てしまう。これまでのマナ加速と言えば、一部のクリーチャーがタップして生み出される指定された色のマナだったり、クリーチャーを犠牲にして得られる土地や一時的なマナだったり、墓地のカードにしか使えない制限のあるマナだった。
しかし《終わりなき休息の器》は、何の制限も召喚酔いも生贄も必要のない好きな色のマナ。これは一体どういうことなんだ!?
ともあれ、これまでのマナ加速より《終わりなき休息の器》が強いことは明らか。多色デッキでは必須カードだ
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