白9枚。これまでの白を9枚で表すと

《教区の勇者/Champion of the Parish》
《宿命の旅人/Doomed Traveler》
《修道院の若者/Cloistered Youth》
《精鋭の審問官/Elite Inquisitor》
《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》
《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk》
《深夜の出没/Midnight Haunting》
《無形の美徳/Intangible Virtue》
《銀筋毛の狐/Silverchase Fox》

でした。……闇の隆盛いらなくない?

◇《ガヴォニーの鉄大工/Gavony Ironwright》

タフネスが4もあるブロッカー。ノーマルモードの《硫黄の流弾/Brimstone Volley》で除去出来ない為、除去耐性はなかなか。
ブロックでライフを調整して窮地すれば全体強化して一気に逆転できる。
同様のカードに《スレイベンの破滅預言者/Thraben Doomsayer》がいるが、タフネスは2。《死の重み/Dead Weight》
《不死の火/Fires of Undeath》で除去されない《ガヴォニーの鉄大工》の方が窮地デッキで安定しそうだ


◇《ホロウヘンジの霊魂/Hollowhenge Spirit》

1体だけ濃霧できる瞬速飛行。
攻撃を防ぐこともブロックを無効にすることも出来るので戦闘で役立つ場面も多そうだ。複数で攻めてきた1/1トークンを2体対処するとか


◇《高まる献身/Increasing Devotion》

各色に1枚ずつ登場した高まるシリーズ。普通に使っても強いが、フラッシュバックなら効果が2倍。マナは掛かるが是非フラッシュバックしたいシリーズだ。《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》《炎の中の過去/Past in Flames》と使うことも考慮しておこう。

さて《高まる献身》は窮地状態の《町民の結集》。生み出すトークンの数は最高クラスなのでトークンデッキで活躍しそうだ。5マナ域の《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk》に代わるエンドカードとして使われそうだ。
フラッシュバックだと《似通った生命/Parallel Lives》。本物の《似通った生命》があれば20体でMTL。今後よく見るコンボとなりそうだ



◇《未練ある魂/Lingering Souls》

そうだね、白黒トークンだったね



◇《忠実な聖戦士/Loyal Cathar》 - 《不浄の聖戦士/Unhallowed Cathar》

闇の隆盛では青と黒と赤と緑に新しく不死が登場した。死亡すると強化されて復活する強力な能力だ。
対して白が得たのはゾンビに変身する《忠実な聖戦士》。一見不死の下位互換だが、イニストラード構築ではその限りではない。
白ウィニーでよく使われる《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》《ガヴォニーの居住区/Gavony Township》《旅の準備/Travel Preparations》と相性の良い《忠実な聖戦士》の方が圧倒的に使い易い。
白いデッキの除去対策として、不死より優先されて使われそうだ


◇《深夜の護衛/Midnight Guard》

アンタップ出来る人間。白にはクリーチャーを出す手段はいくらでもあるので、殆どアンタップ状態で過ごすことが出来る。
アンタップ能力を活用する方法はいくつかあり、
《狼狩りの矢筒/Wolfhunter’s Quiver》を連射したり、
《スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest》が複数いれば、デーモントークンと組んで能力を連打したり、
閉所恐怖症を克服したり、地下牢から脱出したり、速攻クリーチャーをブロックしたり、瞬速と合わせてブロックしたり
と使い方は様々。色々な場面で役立つクリーチャーとなりそうだ。唯一の欠点は、アンタップは強制効果なので《命取りの魅惑/Deadly Allure》で除去されやすいくらいか


◇《霧のニブリス/Niblis of the Mist》

《交差路の吸血鬼/Crossway Vampire》のスピリット版といった感じか。白ビートも赤ビートもテンポで押すタイプなので同じような使い方が出来る。
吸血鬼よりパワーは低いが回避能力がある。白赤ビートなら、どちらを使うかはメタ次第。
ちなみにスタックの関係で《深夜の護衛》もちゃんとタップできるぞ


◇《壺のニブリス/Niblis of the Urn》

《霧のニブリス》のCIP能力が攻撃誘発能力になった。
クロックは低いが、毎ターン使えるブロック制限は脅威。白系で使えば、複数のブロッカーを用意できない相手のライフを速やかに0にできるだろう。
今後期待される優秀なアタッカーだ


◇《天啓の光/Ray of Revelation》

《古えの遺恨/Ancient Grudge》のエンチャント破壊版。イニ構プレイヤー待望の1枚。
採用率の高いアーティファクトは

《魔女封じの宝珠/Witchbane Orb》
《肉屋の包丁/Butcher’s Cleaver》
《ルーン唱えの長槍/Runechanter’s Pike》
《荘園のガーゴイル/Manor Gargoyle》
《獄庫/Helvault》

くらいだが、エンチャントは

《無形の美徳/Intangible Virtue》
《幽体の飛行/Spectral Flight》
《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold》
《噛み傷への興奮/Furor of the Bitten》
《燃え立つ復讐/Burning Vengeance》
《異教徒の罰/Heretic’s Punishment》
《似通った生命/Parallel Lives》
《昇る満月/Full Moon’s Rise》
《降霊術/Seance》

と、デッキのキーカードや強力なメタカードが多い。環境に必要なのはアーティファクト破壊ではなくエンチャント破壊だったんだ。
というわけで《天啓の光》がメタに与える影響は大きいだろう。白緑トークンや青緑発掘で即サイド入りしそうだ

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