アーティファクト12枚。使いたいカードが多すぎて困ります


◇《縒り糸歩き/Strandwalker》

期待の装備品、生体武器のひとつ。
装備先のついた装備品とみても、装備品のついたクリーチャーとしてみてもどちらでもいい。アドバンテージは取れている。
《縒り糸歩き/Strandwalker》は防御性能の高いクリーチャーがついてくる。コントロールがビート対策に使うには十分だ。
また生体武器全般に言えるが、CIP能力での再利用コンボも見逃せない。《微光角の鹿/Glimmerpoint Stag》《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner》を使う白青では普通に使えそうなカードだ


◇《イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah》

これはひどい。何がひどいってこいつはどの色でも使える名誉回復だ。更に墓地から回収できて何度でも使える。しかもCIP能力やバウンス、生贄で再利用出来る。毎ターン、パーマネントを壊されてはゲームにならない。
青単にはすんなり入るし、白青もCIP能力との相性の良さで勿論使える。青には《宝物の魔道士/Treasure Mage》もあるからね。他の色でもプレインズウォーカー対策等万能に使える。7マナと少し重いが、7マナ出るデッキなら殆ど採用出来るってことだ。
これを止めれるには追放と打ち消しくらい。後は《記憶殺し/Memoricide》くらい。他の手札破壊は期待できないからね。あ、緑は対処法無いんだね。
コントロール対決だとお互いに《イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah》と土地しか戦場に残らないって光景がよく見られるかもね。コントロール対ビートだと片方の戦場は何も無くなるね


◇《回転エンジン/Spin Engine》

現環境にはこれと似たカード《ヴァルショクの模造品/Vulshok Replica》がいるが目立った活躍はしていない。各色マイアや《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb》のマイアトークンで簡単に相打ちされてしまうからだ。
その点こいつは回避能力持ちだ。赤単デッキでの活躍が期待できる


◇《太陽の宝球/Sphere of the Suns》

こいつはどの色でも使えるマナ加速だ。それだけで強いし、殆どのデッキで採用できる。
マイアって何だったんだろう?


◇《皮羽根/Skinwing》

生体武器ってだけで使われる可能性はありそうだ。飛行持ちは貴重なので緑系のデッキで使われるだろう。


◇《銀皮の鎧/Silverskin Armor》

装備クリーチャーをアーティファクト化する装備品。《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》は相手のパーマネントに使うことが多かったが、これは自分のクリーチャーにしか使えない。
簡単に金属術を達成出来るので、その手のデッキでは活躍できる。特に《不退転の大天使/Indomitable Archangel》との相性のは最高だ。
《喉首狙い/Go for the Throat》に耐性がつく点も評価できる


◇《信号の邪魔者/Signal Pest》

ついに1マナの優良アーティファクトクリーチャーの登場だ。《粗石の魔道士/Trinket Mage》でサーチされるクリーチャーの有力候補となる。
《信号の邪魔者/Signal Pest》に与えられた能力はたった2つ。
一つ目の能力は喚声。喚声クリーチャーの中で一番軽いこいつは喚声デッキの必須クリーチャーとなるだろう。
二つ目の能力は樹上能力。低マナ域でこいつをブロックできるクリーチャーは少なく、安心して喚声することが出来る。他のクリーチャーを展開出来なくても黒緑剣を装備して殴りに行くことも可能だ。
喚声デッキが全体除去を搭載したコントロール相手に勝てるかどうかはイメージ出来ないが、いいイメージでデッキを組めば強い喚声デッキが環境を支配するかもしれない


◇《叫び角笛/Shriekhorn》

ついに1マナの優良ライブラリー破壊アーティファクトの登場だ。《粗石の魔道士/Trinket Mage》でサーチされるアーティファクトの候補のひとつとなる。
《叫び角笛/Shriekhorn》と《研磨時計/Grindclock》と《青の太陽の頂点/Blue Sun’s Zenith》とあと飛んでるやつ。これでデッキ破壊のパーツは揃った。
クリーチャー除去の強いコントロール環境でのライブラリー破壊は強い。これらのカードを使ってコントロールデッキをライブラリーアウトさせよう


◇《蜃気楼のマイア/Shimmer Myr》

これは凄い。アーティファクトが瞬速で出てくるとどんなコンボが出来るのか想像も出来ない。
ひとつ言えるのは《忍び寄る腐食/Creeping Corrosion》に強いってこと。相手エンド時に《蜃気楼のマイア/Shimmer Myr》→《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere》と展開するとか。
全体除去の返しに《蜃気楼のマイア/Shimmer Myr》→《信号の邪魔者/Signal Pest》×3と繋いで《激戦の戦域/Contested War Zone》を出して攻撃すると…何点だ?


◇《錆びた斬鬼/Rusted Slasher》

ついに来た!制限なしのアーティファクト生贄エンジンだ!!前環境では《オキシダの向こう見ず/Oxidda Daredevil》しかいなかったが、《錆びた斬鬼/Rusted Slasher》はどの色でも使える。
《イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah》を使い回したり、《拘引/Arrest》された《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》を墓地に送ったり、《胆液の水源/Ichor Wellspring》でデッキを回したり、《決断の手綱/Volition Reins》を躱したり、《先駆のゴーレム/Precursor Golem》を処分しておいたり。と実に様々な使い方が考えられる。
おまけに《錆びた斬鬼/Rusted Slasher》を再生することも出来る。ちょっと万能過ぎじゃないか


◇《剃刀ヶ原のサイ/Razorfield Rhino》

6マナ制限付き6/6。こう見ると《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》の下位互換なんだけど、ブロック構築ではその限りではない。そう、《記憶殺し/Memoricide》の存在だ。フィニッシャーは散らした方がいいんだ。《剃刀ヶ原のサイ/Razorfield Rhino》は5枚目の《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》ではなく、4枚目、3枚目のそれとして使われることもありそうだ。
金属術の有無でサイズが下がるが、むしろそれを生かした戦い方をすることが出来る。
ちょっとイメージして欲しい。4/4の《剃刀ヶ原のサイ/Razorfield Rhino》に-4/-4の修正を与える《闇の掌握/Grasp of Darkness》を打って除去しようとしたら、《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》がクリーチャー化して金属術達成。そのまま毒殺された。なんて事が無いように気をつけよう


◇《精神の病を這うもの/Psychosis Crawler》

あなたがカードを1枚引くたび、各対戦相手は1点のライフを失う。
これはそう、多人数戦用のカードなんだ。MOではブロック構築はそこそこの人気フォーマットで、ブロック構築の多人数戦卓が立っているのを見たことがない。これから流行るよ。流行って欲しいなぁ

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