ブロック構築的ミラディン包囲戦考察②
2011年1月27日 ブロック構築今回は残り2枚の土地の考察
◇《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
これは強い。どう考えても強いし、特に考えなくても強い。
ブロック構築でデッキを組む時は、とりあえずこれ4枚から始めよう。持ってなかったらまず4枚揃えるところから始めよう。
これが入ってないデッキはデッキじゃないと言われるくらい必須カードとなりそうだ。
では《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》が必須カードであるX個の理由を紹介しよう。
①この土地はアンタップ状態で場に出る
テキストには書いてないんだけどこの土地はアンタップ状態で場に出る。
白青を使っていた人は分かると思いますが、5ターン目以降に引く《金属海の沿岸/Seachrome Coast》は弱い。何故ならタップインだからだ。
その点《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》はアンタップイン。何ターン目に引こうと困らない
②(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
この能力は一見地味なんだけど、実は重要な能力だ。
起動にタップ以外のコストが掛からないし、召喚酔いにも影響されない。マナ能力なので打ち消されない点も評価できる。
色マナが出ないのが気になるけど、アーティファクト環境なので特に問題はないし、むしろ無色マナなので分かりやすい。傷跡には謎のマナが出る土地があったよね
③レアリティ
このカードのレアリティはレアである。
神話レアじゃなくてよかった。スタンでの評価は微妙そうなので安く集められそうだ。
④2つ目の能力
(1)墨蛾の生息地は、ターン終了時まで飛行と感染を持つ1/1のちらつき蛾・アーティファクト・クリーチャーになる。それは土地でもある。(それはクリーチャー-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒カウンターの形でダメージを与える。)
強いね。うん、強い。
⑤感染デッキ
まず思いつくのが感染デッキへの投入。現環境の感染デッキに《疫病のとげ刺し/Plague Stinger》が採用されている点から、回避能力持ちの感染クリーチャーは貴重な存在だ。
加えて除去耐性。現環境で使われている《存在の破棄/Revoke Existence》《太陽破の天使/Sunblast Angel》《決断の手綱/Volition Reins》《皮裂き/Skinrender》《オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter》《伝染病の留め金/Contagion Clasp》《伝染病エンジン/Contagion Engine》《漸増爆弾/Ratchet Bomb》は一切効かないし、包囲戦で収録される全体除去はソーサリーだ。
これらより感染デッキでは間違い無く使われる。《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》が入ってない感染は感染じゃないね。
⑥《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》対策
これだけ強い《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》だけど、ちゃんと対策が用意されている。
まずは《地形の融解/Melt Terrain》。じゃなくてインスタント除去。現環境では…
《正義の施行/Dispense Justice》《闇の掌握/Grasp of Darkness》《感染の賦活/Instill Infection》《感電破/Galvanic Blast》《粉砕/Shatter》
…5枚しかないのか。じゃあ新カードから探してみよう。インスタント除去は…
《窒息の噴煙/Choking Fumes》《神への捧げ物/Divine Offering》《悪性の傷/Virulent Wound》《不純の焼き払い/Burn the Impure》《核への投入/Into the Core》《真っ二つ/Slice in Twain》《ピスタスの一撃/Pistus Strike》
…7枚あるんだけど。構築級は3枚くらいなのか。むしろその他は《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》だけを対策したカードに思えてきたよ。青の《鋼の妨害/Steel Sabotage》を加えると各色一枚づつ《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》専用のメタカードが見つかった。やったね
⑦《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》対策②
インスタント除去は少ないので他の対策を考えてみよう。
例えばエンチャント。…《決断の手綱/Volition Reins》くらい?
例えばプレインズウォーカー。…該当無し
やっぱりクリーチャーかな。飛行とか到達とか。
うん、ブロックすればいいね。でもクリーチャーはすぐ死んじゃうんだよ。新環境に全体除去何枚あると思ってるの。
えーとアーティファクトとか。
《感染の三角護符/Trigon of Infestation》《転倒の磁石/Tumble Magnet》とか?でもアーティファクトはすぐ破壊or除外されるんだよ。アーティファクト破壊何枚あると思ってるの。
⑧《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》対策③
何とかならないものか。特に青と緑は
あるじゃない。飛行を止めれて除去耐性の高い土地《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》が。
確かに《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》は《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》を止めるのに最適だ。サイズが同じで飛行もある。更にどの色でも使える土地であり、起動も無色マナで出来る。感染能力も、装備品で強化された《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》を止めることで次からのクリーチャー化を防ぐ事ができる。
結局《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》対策には《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》を使うのがいいだろう。仕方ないね。《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》強いし
⑨現環境のTier1と《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
現環境のトップメタのデッキに《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》は入るのだろうか。
青単は問題無く使える。《微光地/Glimmerpost》の変わりに入れてもいいし両方いれてもいい。
赤単は金属術用に使える。《感電破/Galvanic Blast》《カルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenix》等。《槌のコス/Koth of the Hammer》とのシナジーが薄くなるけど、仕方ないね。
白青は他の人が使うから使う
⑩《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret,Agent of Bolas》
新テゼレットとのコンボが強力だ。
5/5飛行感染にして2回殴る。これで勝ち。相手ターンに《存在の破棄/Revoke Existence》された?じゃあ隣の《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》で殴ればいいじゃない。マジック簡単
⑪《新たな造形/Shape Anew》
→《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》
⑫《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》が入らないデッキ
ってあるの?
今のところ赤単くらい?コス好きな人は山で揃えるだろうし。
あとは《地層の鎌/Strata Scythe》を使うデッキかな。でも《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》に装備させると凄く強いね
それと次のカードを使うデッキかな
◇《激戦の戦域/Contested War Zone》
喊声能力を持つ土地。白ウィニー等横に並べるデッキで使うと強そう。
《きらめく鷹/Glint Hawk》《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol》《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter》等飛行で攻めるデッキや、
《マイア鍛冶/Myrsmith》《主の呼び声/Master’s Call》《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel》でトークンを並べて《鍛えられた鋼/Tempered Steel》を出すデッキなどで使うといいだろう。
現環境ではメタに残れなかったデッキタイプなので、今回は期待できそう。
全体除去の多さが気になるが、《激戦の戦域/Contested War Zone》入りウィニーのスピードならそれを超えることも可能だ。
ただし《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》には要注意。《激戦の戦域/Contested War Zone》対策に《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》が使われることも
◇《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
これは強い。どう考えても強いし、特に考えなくても強い。
ブロック構築でデッキを組む時は、とりあえずこれ4枚から始めよう。持ってなかったらまず4枚揃えるところから始めよう。
これが入ってないデッキはデッキじゃないと言われるくらい必須カードとなりそうだ。
では《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》が必須カードであるX個の理由を紹介しよう。
①この土地はアンタップ状態で場に出る
テキストには書いてないんだけどこの土地はアンタップ状態で場に出る。
白青を使っていた人は分かると思いますが、5ターン目以降に引く《金属海の沿岸/Seachrome Coast》は弱い。何故ならタップインだからだ。
その点《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》はアンタップイン。何ターン目に引こうと困らない
②(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
この能力は一見地味なんだけど、実は重要な能力だ。
起動にタップ以外のコストが掛からないし、召喚酔いにも影響されない。マナ能力なので打ち消されない点も評価できる。
色マナが出ないのが気になるけど、アーティファクト環境なので特に問題はないし、むしろ無色マナなので分かりやすい。傷跡には謎のマナが出る土地があったよね
③レアリティ
このカードのレアリティはレアである。
神話レアじゃなくてよかった。スタンでの評価は微妙そうなので安く集められそうだ。
④2つ目の能力
(1)墨蛾の生息地は、ターン終了時まで飛行と感染を持つ1/1のちらつき蛾・アーティファクト・クリーチャーになる。それは土地でもある。(それはクリーチャー-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒カウンターの形でダメージを与える。)
強いね。うん、強い。
⑤感染デッキ
まず思いつくのが感染デッキへの投入。現環境の感染デッキに《疫病のとげ刺し/Plague Stinger》が採用されている点から、回避能力持ちの感染クリーチャーは貴重な存在だ。
加えて除去耐性。現環境で使われている《存在の破棄/Revoke Existence》《太陽破の天使/Sunblast Angel》《決断の手綱/Volition Reins》《皮裂き/Skinrender》《オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter》《伝染病の留め金/Contagion Clasp》《伝染病エンジン/Contagion Engine》《漸増爆弾/Ratchet Bomb》は一切効かないし、包囲戦で収録される全体除去はソーサリーだ。
これらより感染デッキでは間違い無く使われる。《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》が入ってない感染は感染じゃないね。
⑥《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》対策
これだけ強い《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》だけど、ちゃんと対策が用意されている。
まずは《地形の融解/Melt Terrain》。じゃなくてインスタント除去。現環境では…
《正義の施行/Dispense Justice》《闇の掌握/Grasp of Darkness》《感染の賦活/Instill Infection》《感電破/Galvanic Blast》《粉砕/Shatter》
…5枚しかないのか。じゃあ新カードから探してみよう。インスタント除去は…
《窒息の噴煙/Choking Fumes》《神への捧げ物/Divine Offering》《悪性の傷/Virulent Wound》《不純の焼き払い/Burn the Impure》《核への投入/Into the Core》《真っ二つ/Slice in Twain》《ピスタスの一撃/Pistus Strike》
…7枚あるんだけど。構築級は3枚くらいなのか。むしろその他は《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》だけを対策したカードに思えてきたよ。青の《鋼の妨害/Steel Sabotage》を加えると各色一枚づつ《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》専用のメタカードが見つかった。やったね
⑦《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》対策②
インスタント除去は少ないので他の対策を考えてみよう。
例えばエンチャント。…《決断の手綱/Volition Reins》くらい?
例えばプレインズウォーカー。…該当無し
やっぱりクリーチャーかな。飛行とか到達とか。
うん、ブロックすればいいね。でもクリーチャーはすぐ死んじゃうんだよ。新環境に全体除去何枚あると思ってるの。
えーとアーティファクトとか。
《感染の三角護符/Trigon of Infestation》《転倒の磁石/Tumble Magnet》とか?でもアーティファクトはすぐ破壊or除外されるんだよ。アーティファクト破壊何枚あると思ってるの。
⑧《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》対策③
何とかならないものか。特に青と緑は
あるじゃない。飛行を止めれて除去耐性の高い土地《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》が。
確かに《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》は《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》を止めるのに最適だ。サイズが同じで飛行もある。更にどの色でも使える土地であり、起動も無色マナで出来る。感染能力も、装備品で強化された《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》を止めることで次からのクリーチャー化を防ぐ事ができる。
結局《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》対策には《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》を使うのがいいだろう。仕方ないね。《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》強いし
⑨現環境のTier1と《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
現環境のトップメタのデッキに《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》は入るのだろうか。
青単は問題無く使える。《微光地/Glimmerpost》の変わりに入れてもいいし両方いれてもいい。
赤単は金属術用に使える。《感電破/Galvanic Blast》《カルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenix》等。《槌のコス/Koth of the Hammer》とのシナジーが薄くなるけど、仕方ないね。
白青は他の人が使うから使う
⑩《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret,Agent of Bolas》
新テゼレットとのコンボが強力だ。
5/5飛行感染にして2回殴る。これで勝ち。相手ターンに《存在の破棄/Revoke Existence》された?じゃあ隣の《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》で殴ればいいじゃない。マジック簡単
⑪《新たな造形/Shape Anew》
→《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》
⑫《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》が入らないデッキ
ってあるの?
今のところ赤単くらい?コス好きな人は山で揃えるだろうし。
あとは《地層の鎌/Strata Scythe》を使うデッキかな。でも《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》に装備させると凄く強いね
それと次のカードを使うデッキかな
◇《激戦の戦域/Contested War Zone》
喊声能力を持つ土地。白ウィニー等横に並べるデッキで使うと強そう。
《きらめく鷹/Glint Hawk》《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol》《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter》等飛行で攻めるデッキや、
《マイア鍛冶/Myrsmith》《主の呼び声/Master’s Call》《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel》でトークンを並べて《鍛えられた鋼/Tempered Steel》を出すデッキなどで使うといいだろう。
現環境ではメタに残れなかったデッキタイプなので、今回は期待できそう。
全体除去の多さが気になるが、《激戦の戦域/Contested War Zone》入りウィニーのスピードならそれを超えることも可能だ。
ただし《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》には要注意。《激戦の戦域/Contested War Zone》対策に《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》が使われることも
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