SOM限定構築考察①
2011年1月22日 ブロック構築SOMブロック構築の考察です。
ブロック構築の記事は公式的にも殆ど無いので書いてみます。主に自分用に
SOM限定構築のメタは「白青」「青単」「赤単」が3大トップメタ。
黒はたまにいて緑は殆どいない。
アーティファクトブロックということでまずはよく使われる金属の考察。
・ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
SOM構築を代表するクリーチャー。どのデッキにも入る性能。プレリで配布されたため値段も安い。困ったら入れておくといい。
これの強さは今更言う事もないので色ごとの対策を
○白
◇存在の破棄/Revoke Existence
最高の対策カード。白なら必ず必要。
◇拘引/Arrest
対策としては十分。ただし割られたり生贄にされる可能性もある。
○青
◇冷静な反論/Stoic Rebuttal
◇停止命令/Halt Order
強いカードは打ち消すのが一番。停止命令はアドもとれる。
◇決断の手綱/Volition Reins
強いカードは奪うのが一番。ただしちらつき能力に弱い。
◇ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch
金属術が必要だが十分使える。
◇銀白のスフィンクス/Argent Sphinx
飛行で殴れるのと、金属術が必要だがちらつき能力で絆魂も防ぐことができる。
◇分散/Disperse
一時的だが時間を稼ぐのには十分。
○黒
黒は確定除去が肉体アレルギーくらいで倒してもトークンが出てしまうのでかなり苦しい。
ただし感染なら絆魂は気にならないのでワームは無視するのもいいだろう。
記憶殺しで抜いてしまうのもいい。
◇ドロスバッタ/Dross Hopper
チャンプで絆魂を防ぐことが出来る。感染以外のビートダウンなら使えないこともなくはない。
○赤
◇粉砕/Shatter
トークンが残ってしまうが、この環境では柔軟に使える。
◇オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter
これもトークンが残ってしまうが、こちらも3/3が残るのでなかなか。環境的にも強い。
◇知性の爆発/Cerebral Eruption
逆にマナコストを利用する方法。確実性に欠ける。
◇蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon
ワームを破壊して11点ダメージが期待できる。赤では最高のクリーチャー。
○緑
緑という色は存在しない。
○無色
◇ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
ワームと相打ち出来る。対策としては最高のカード。
◇転倒の磁石/Tumble Magnet
3ターンも止めれば十分。どの色でも使える。白青なら再利用も出来る。
最初期では出せば勝ちなカードだったが、今では様々な対策がされている。
これに強い白青赤がトップメタになるのも納得出来る。
包囲戦後も使われていくだろう。
・先駆のゴーレム/Precursor Golem
主に青単で使われる。地上の制圧力、クロックは最高クラス。5マナと早いターンで展開できるのも強み。
単体除去に弱いが、1体1交換なので気にすることもない。
白青ならちらつき能力で使い回すことも可能。
・マイアの戦闘球/Myr Battlesphere
主に白青、青単で使われる。こちらも地上を制圧出来る。単体除去にも強い。プレインズウォーカーにも強い。
・鋼のヘルカイト
主に青単で使われる。上の3枚に比べると採用率は低め。攻撃を通せれば強いが対応されやすい。
・転倒の磁石/Tumble Magnet
とにかく使いやすい。攻撃を防いだり、攻撃を通したり、マナ加速を防いだりと状況を選ばず使える。
・伝染病の留め金/Contagion Clasp
タフネス1クリーチャー(主にマイア)を除去したり、増殖として使える。
使い回すことで複数のクリーチャーを除去出来たり、増殖でサイズの大きいクリーチャーも対処出来る。
感染デッキが流行らなかったのはこれが原因だと思われる。
・パラジウムのマイア/Palladium Myr
主に青単で使われる。やはり2マナ加速は強く、4ターン目ワームとぐろエンジンが可能となる。
早いターンで見たら除去か転倒の磁石で対処するといい。
・鉄のマイア/Iron Myr
2マナマイアは赤が一番使われていて、青白黒の順で使われている。
赤マイアは3ターン目コスが可能となるので、2ターン目に見たら除去しておくといい。
・起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb
呪文爆弾は白が一番使われていて、赤青黒の順だろうか。
白青の序盤を支えるカードであり、アドが稼げるので使いやすい。
地平線の呪文爆弾は緑でなければ使われたのだが。
・液鋼の塗膜/Liquimetal Coating
赤でたまに使われる。アーティファクト除去がパーマネント除去になるので強い。
ただし自身が除去されやすいのと、引かなかったときに厳しいので特化したデッキはメタに残らなかったようだ。
次にそこそこの金属の考察
・精神隷属器/Mindslaver
青単のサイドでよく見る。使うのはミラーマッチだろうか。相手の大建築家でフルタップ出来るが
・ダークスティールの斧/Darksteel Axe
主に感染で使われる。ただし感染がほとんどいない。
・地層の鎌/Strata Scythe
青単、赤単でたまに使われる。単色なら修正値が大きいのとミラーマッチで期待できる。
装備品で使われるのはこの2枚くらい。
・ミミックの大桶/Mimic Vat
黒や赤でたまに使われる。
皮裂き、オキシダの屑鉄溶かし、ワームとぐろエンジン等を使いまわせると強い。
・伝染病エンジン/Contagion Engine
伝染病の留め金より重いが、効果は強い。マイアの戦闘球対策やプレインズウォーカーに使える。
最後に、使われなくなったカードと強そうだが使われないカードを考察。
・メムナイト/Memnite
白ウィニーで使われていたが駆逐された。
今後、何かしらコンボが出来る可能性はある。
・ダークスティールの歩哨/Darksteel Sentinel
赤に強く、ワームとぐろエンジンも止められたので初期に流行ったが、先駆のゴーレム、マイアの戦闘球に移っていった。
・思考の三角護符/Trigon of Thought
青系の貴重なドローソースとして初期に使われたが、やはり先駆のゴーレム、マイアの戦闘球に移っていった。
・溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore
ビートダウンで初期に使われたが、維持コストが必要なのと、ワームとぐろエンジンに無力なので消えて行った。
・オパールのモックス/Mox Opal
軽いアーティファクトが少なく序盤で使えない。マイアのが安定。
・漸増爆弾/Ratchet Bomb
プレインズウォーカーを破壊出来るのが利点だがスタンよりも割られやすい。
トークンを破壊出来るので稀にサイドで見る。
・肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind
環境にあっていない。プロテクションが1つしか付かないし、ワームとぐろエンジン等にも弱い。
とりあえずこの位です。
包囲戦でメタは変わるので、後で見返してみると面白そうです。
次は白青の考察を
ブロック構築の記事は公式的にも殆ど無いので書いてみます。主に自分用に
SOM限定構築のメタは「白青」「青単」「赤単」が3大トップメタ。
黒はたまにいて緑は殆どいない。
アーティファクトブロックということでまずはよく使われる金属の考察。
・ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
SOM構築を代表するクリーチャー。どのデッキにも入る性能。プレリで配布されたため値段も安い。困ったら入れておくといい。
これの強さは今更言う事もないので色ごとの対策を
○白
◇存在の破棄/Revoke Existence
最高の対策カード。白なら必ず必要。
◇拘引/Arrest
対策としては十分。ただし割られたり生贄にされる可能性もある。
○青
◇冷静な反論/Stoic Rebuttal
◇停止命令/Halt Order
強いカードは打ち消すのが一番。停止命令はアドもとれる。
◇決断の手綱/Volition Reins
強いカードは奪うのが一番。ただしちらつき能力に弱い。
◇ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch
金属術が必要だが十分使える。
◇銀白のスフィンクス/Argent Sphinx
飛行で殴れるのと、金属術が必要だがちらつき能力で絆魂も防ぐことができる。
◇分散/Disperse
一時的だが時間を稼ぐのには十分。
○黒
黒は確定除去が肉体アレルギーくらいで倒してもトークンが出てしまうのでかなり苦しい。
ただし感染なら絆魂は気にならないのでワームは無視するのもいいだろう。
記憶殺しで抜いてしまうのもいい。
◇ドロスバッタ/Dross Hopper
チャンプで絆魂を防ぐことが出来る。感染以外のビートダウンなら使えないこともなくはない。
○赤
◇粉砕/Shatter
トークンが残ってしまうが、この環境では柔軟に使える。
◇オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter
これもトークンが残ってしまうが、こちらも3/3が残るのでなかなか。環境的にも強い。
◇知性の爆発/Cerebral Eruption
逆にマナコストを利用する方法。確実性に欠ける。
◇蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon
ワームを破壊して11点ダメージが期待できる。赤では最高のクリーチャー。
○緑
緑という色は存在しない。
○無色
◇ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
ワームと相打ち出来る。対策としては最高のカード。
◇転倒の磁石/Tumble Magnet
3ターンも止めれば十分。どの色でも使える。白青なら再利用も出来る。
最初期では出せば勝ちなカードだったが、今では様々な対策がされている。
これに強い白青赤がトップメタになるのも納得出来る。
包囲戦後も使われていくだろう。
・先駆のゴーレム/Precursor Golem
主に青単で使われる。地上の制圧力、クロックは最高クラス。5マナと早いターンで展開できるのも強み。
単体除去に弱いが、1体1交換なので気にすることもない。
白青ならちらつき能力で使い回すことも可能。
・マイアの戦闘球/Myr Battlesphere
主に白青、青単で使われる。こちらも地上を制圧出来る。単体除去にも強い。プレインズウォーカーにも強い。
・鋼のヘルカイト
主に青単で使われる。上の3枚に比べると採用率は低め。攻撃を通せれば強いが対応されやすい。
・転倒の磁石/Tumble Magnet
とにかく使いやすい。攻撃を防いだり、攻撃を通したり、マナ加速を防いだりと状況を選ばず使える。
・伝染病の留め金/Contagion Clasp
タフネス1クリーチャー(主にマイア)を除去したり、増殖として使える。
使い回すことで複数のクリーチャーを除去出来たり、増殖でサイズの大きいクリーチャーも対処出来る。
感染デッキが流行らなかったのはこれが原因だと思われる。
・パラジウムのマイア/Palladium Myr
主に青単で使われる。やはり2マナ加速は強く、4ターン目ワームとぐろエンジンが可能となる。
早いターンで見たら除去か転倒の磁石で対処するといい。
・鉄のマイア/Iron Myr
2マナマイアは赤が一番使われていて、青白黒の順で使われている。
赤マイアは3ターン目コスが可能となるので、2ターン目に見たら除去しておくといい。
・起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb
呪文爆弾は白が一番使われていて、赤青黒の順だろうか。
白青の序盤を支えるカードであり、アドが稼げるので使いやすい。
地平線の呪文爆弾は緑でなければ使われたのだが。
・液鋼の塗膜/Liquimetal Coating
赤でたまに使われる。アーティファクト除去がパーマネント除去になるので強い。
ただし自身が除去されやすいのと、引かなかったときに厳しいので特化したデッキはメタに残らなかったようだ。
次にそこそこの金属の考察
・精神隷属器/Mindslaver
青単のサイドでよく見る。使うのはミラーマッチだろうか。相手の大建築家でフルタップ出来るが
・ダークスティールの斧/Darksteel Axe
主に感染で使われる。ただし感染がほとんどいない。
・地層の鎌/Strata Scythe
青単、赤単でたまに使われる。単色なら修正値が大きいのとミラーマッチで期待できる。
装備品で使われるのはこの2枚くらい。
・ミミックの大桶/Mimic Vat
黒や赤でたまに使われる。
皮裂き、オキシダの屑鉄溶かし、ワームとぐろエンジン等を使いまわせると強い。
・伝染病エンジン/Contagion Engine
伝染病の留め金より重いが、効果は強い。マイアの戦闘球対策やプレインズウォーカーに使える。
最後に、使われなくなったカードと強そうだが使われないカードを考察。
・メムナイト/Memnite
白ウィニーで使われていたが駆逐された。
今後、何かしらコンボが出来る可能性はある。
・ダークスティールの歩哨/Darksteel Sentinel
赤に強く、ワームとぐろエンジンも止められたので初期に流行ったが、先駆のゴーレム、マイアの戦闘球に移っていった。
・思考の三角護符/Trigon of Thought
青系の貴重なドローソースとして初期に使われたが、やはり先駆のゴーレム、マイアの戦闘球に移っていった。
・溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore
ビートダウンで初期に使われたが、維持コストが必要なのと、ワームとぐろエンジンに無力なので消えて行った。
・オパールのモックス/Mox Opal
軽いアーティファクトが少なく序盤で使えない。マイアのが安定。
・漸増爆弾/Ratchet Bomb
プレインズウォーカーを破壊出来るのが利点だがスタンよりも割られやすい。
トークンを破壊出来るので稀にサイドで見る。
・肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind
環境にあっていない。プロテクションが1つしか付かないし、ワームとぐろエンジン等にも弱い。
とりあえずこの位です。
包囲戦でメタは変わるので、後で見返してみると面白そうです。
次は白青の考察を
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